宇都宮白楊は、選手たちの目標を記した「書き初め」をグラウンド横に掲示している。 元旦に選手たちが自宅で書いたものを部活動初日に持ち寄っているという。 「極」という目標を選んだ小川凌実(2年=投手)は「自分はこれまでだらしなくて怒られていたので、学校生活、野球のすべてを『極』めたいと思いました」と話す。 選手たちは各自の...
新着記事
編集部より今月号のまとめ 【東京版】今月号の見どころ 八王子「不撓不屈」 岩倉「Don’t worry,Be happy」 専大附「揺るぎない信念」 千歳丘「代替大会への希望」 2019年秋都大会プレーバック 国士舘 2年連続優勝 表紙の写真は、マスク姿の球児たちです。 「あえて使ってみようか」。 今回、東京版の表紙を...
城西大城西・山崎警監督は、選手同士のグラウンド上でのコミュニケーションを求めている。 選手たちは練習でミスが生じた際に、グループで集まり、「なぜミスが起きたのか」「どうするべきだったのか」を確認する。 2019年春から指揮を執る山崎警監督は「最初、選手たちは戸惑っていたが、いまは当たり前のように話をしている。 それもチ...
加藤学園・米山学監督 「東海大会の準決勝で負けた後は、『夏に向けていこう』と選手には話をしていた。 中京大中京さんが明治神宮大会で優勝したあとは、さらに緊張感を持って練習ができていた。 甲子園では加藤学園らしく、一つのボールを全員で追いかけるチームの力を表現していきたいと思う」 2020年3月号掲載 【監督プロフィール...
文武両道を目指す明法野球部は、練習後に自習室で勉強を行なっている。 「放課後学習プログラム」と呼ばれる学習支援で部員は全体練習終了後の午後6時半から1時間、自主的に机も向かう。 週3回が基本で、週5日の選手もいるという。 片岡勇貴(2年=捕手)は「(放課後は)予習と復習の時間にしている。 学校で勉強していくことで野球に...
文武両道を貫く都立の雄。 昨秋初戦敗退の悔しさを力に変えて 文武両道を貫きながら虎視眈々と上位進出を狙う都立の雄・文京。 昨夏の主力が多く残る現チームは、昨秋の敗戦を糧に春・夏の飛躍を誓う。 (取材・伊藤寿学 2020年3月号掲載) ■ 夏の主力が残った現チーム 現チームには大きな期待が寄せられていた。 昨夏は3回戦で...
力強い打撃でチームを牽引する主将。 中学時代は、親の転勤によってドイツで生活、現地のクラブチームでドイツ人、ロシア人たちと一緒に野球をしていた。 中学3年生で進路を考えていたときに西東京5回戦で法政が早実と対戦したのをネットで見て、法政で野球を続けることを決意。 「強豪チームを倒して甲子園に行きたい」と門を叩いた。 寺...
スローガンは「心の耐力」 関東大会4強進出で選抜切符。 2年ぶり11度目の選抜で、9年ぶりの選抜制覇へ 秋季関東大会でベスト4へ進出した東海大相模が、2年ぶり11度目の選抜出場を決めた。 甲子園切符を受け取ったチームは、「全国制覇」を目標に準備を進めていく。 (取材・武山智史)2020年3月号掲載 ■ 「選抜出場」が目...
キャプテンの櫻井怜は3番・センターでチームの支柱となるプレーヤー。 新チーム始動直後に足を故障し、秋季大会は出場が限られたがベンチでも主将としての役割を果たした。 長打より打率を求めているという打撃は、冬場にパワーアップを試みる。 櫻井主将は「チーム内だけでなく、外の人からも『川崎北のキャプテンはすごい』と言われるよう...
昨秋は4年ぶりの都大会進出。 池袋のど真ん中から目指す甲子園 立教池袋は2020年度に創立20年の節目を迎える。 創立とともに誕生した野球部もメモリアルイヤーとなるが、主役が選手であることは創部以来、変わっていない。 (取材・伊藤寿学) ■ 変わらないチーム理念 立教池袋の創立は2000年。 立教中が中高一貫校となり「...
春夏通算10度甲子園出場の名門。 秋につかんだ「自信」を春・夏へ 1960~1980年代にかけて春夏10度の甲子園出場を果たした名門・日大一。 秋大会で確かな手応えをつかんだチームは、伝統校復活をかけて春・夏の戦いへ挑む。 (取材・武山智史) ■ あの頃と同じ気持ちで 冷え込んだ天候の中、日大一の選手たちがウォーミング...
「部員数が多いので2年生全体で協力しながら、チームの成長のために全体のコミュニケーションを図っていく。 秋は選抜を目指していたがベスト8で負けてしまった。 攻守の課題はあるが前向きに捉えて、春・夏へ向けて練習を続けていく。 自分たちの代で甲子園出場を決めるつもりで戦っていく」...