ダークホースから「本命」へ ベスト8、ベスト16の壁を越えて 西東京でダークホース的存在となっている実力校・明星。今秋に始動した新チームは過去に越えられなかった壁を越えていく。 ■今夏は八王子に0対1で惜敗 壁を打ち破る準備は出来ている。明星は今夏の西東京大会4回戦で八王子と対戦した。エース長島幸生(3年)がマウ...
新着記事
2022年に足利と足利女子が統合し共学化 今秋は交流戦ブロック勝ち抜きシード権獲得 足利高は、2022年4月に足利女子高と統合して「足利高」となった。足利高にとって学校名は変わらないが、歴史の節目。新「足利高」は、足利高、足利女子高の伝統を引き継ぎながら新たな歴史を作っていく。 ■「新足利高」として新たなスタート ...
夏は4大会連続でシード権獲得 横須賀から初の甲子園へ 部員一丸となった戦いでトーナメントを駆け上がる湘南学院は、今春・今夏ベスト16の結果を残した。夏大会後に始動した新チームの選手たちはその先を目指して航路を取っていく。 ■連続シードのミッション 未開の地へ進む準備は整った。2000年の男女共学化に伴い、野球部が...
背番号1木津寿哉が投打の軸 原田智輝主将を軸に新たな戦いへ 国学院久我山が新チームのスタートを切った。プライドを継承する選手たちは、先輩たちが果たせなかった全国制覇を目指して邁進(まいしん)していく。 ■新チームは長期合宿で投打強化 前チームは昨秋の秋季都大会で優勝して春の選抜に出場、ベスト4進出という快挙を成し...
夏コロナ辞退の西邑楽と藤岡中央が城南球場で対戦 高校野球の仲間同士が好ゲーム、笑顔で引退へ 今夏の群馬大会を辞退した西邑楽と、その対戦相手だった藤岡中央の特別交流試合が8月15日に高崎城南球場で行われた。 ■選手たちの“区切り”の特別なゲーム 西邑楽は今夏の群馬大会1回戦で太田工に勝利し2回戦進出を決めた。しかし、...
今秋の東毛リーグで好結果、シード権獲得 選手たちの力を最大限に伸ばす「土壌」 太田市商時代に選抜甲子園出場実績がある伝統校・市立太田が、近年、地力を蓄えている。新チームは今秋の東毛リーグで好結果を残して秋季県大会のシード権を獲得。幸先良いスタートを切った。 ■東毛リーグでライバル下して決勝へ 市立太田は、冬を越え...
名門出身監督が基本から指導 経験値の高い代が公式戦勝利を目指す サッカー部などの活躍で全国にその名を轟かせる「静学」だが、グラウンドにはひたむきに白球を追う球児たちの姿がある。再びの甲子園出場を目標に、日々の基礎固めから取り組んでいる。(取材・栗山司) ■看護師を経験した異色の監督 前チームは公式戦で白星を掴むこ...
山下秀徳監督が今夏の東東京大会後に勇退 松田稔新監督のもと新たなスタート 東京実は今夏の東東京大会後、41年にわたってチームを指揮した山下秀徳監督が勇退し、松田稔コーチが監督に就任した。東京実は新たな時代へと進んでいく。 ■名将、65歳の定年で決断 東京実は今夏の東東京大会4回戦で小山台に0対6で敗れた。試合後の...
リーダー制度で選手たちの意識改革 今秋の惜敗を糧に春・夏へ飛躍 激戦・神奈川大会で私学と真っ向勝負し多くの実績を残してきた川崎北。公立のプライドを宿すチームは復活を懸けて鍛錬を積む。 ■伝統校「川北」、復活の気配 1990年夏ベスト4、2008年夏ベスト8など県立屈指の戦績を残してきた川崎北。最盛期は80人以上の...
第104回 全国高校野球選手権 西東京大会 準決勝 二松学舎大附vs帝京 二松学舎大附 帝京に勝利して決勝進出 帝京 復活を狙うも無念の4強敗退 二松学舎大附が準決勝で帝京を7対4で下して決勝進出を決めた。帝京は、11年ぶりの甲子園を狙ったが無念の敗退となった。 実力伯仲、東東京の覇権争い 決勝進出をかけた準決勝...
創部初のベスト4は進化の過程 SNSの「いいね!」効果でレベルアップ 立花学園が準々決勝で藤沢清流を下して創部初のベスト4進出を果たした。SNSなど新たなツールを駆使したチームマネジメントを遂行するチームには大きな可能性が秘められている。 ■原石を磨く独自の指導法 立花学園が今夏、新たな歴史を創り出した。近年、...
自分たちの野球を信じ戦った聖隷ナイン 後輩に夢を託しグラウンドを後にする 今春、まさかの選抜落選を経験した聖隷クリストファー。大きなショックを受けながらも、前を向いて取り組んできた。今大会も決して平坦な道のりではなかったが準決勝進出。しかし、選手たちはベスト4という結果に悔しさを滲ませた。 ■あの日から半年 「もっ...