1998年創部の新興勢力 夏甲子園の扉を開け! 浜松開誠館が春季東海大会静岡県予選決勝で静岡に勝利し、春夏秋を通じて初優勝を果たした。士気高まるチームは今夏、悲願の夏甲子園出場を狙う。(取材・栗山司) ■難敵を次々と撃破する快進撃 1998年創部の新興勢力が、春夏秋を通じて初の県王者となった。 就任6年目の佐...
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12年ぶり4度目の春制覇 2012年夏以来の夏甲子園へ 春季関東高校野球大会神奈川県大会決勝で、桐光学園が桐蔭学園を6対2で下して12年ぶり4度目の優勝を果たした。桐光学園は春関東大会を経て、夏甲子園を目指していく。(撮影・飯竹友彦) ■春夏通算5度の名門 激戦の春季神奈川県大会を制したのは、桐光学園だった。春夏...
準決勝は不戦勝で決勝へ 春準優勝を糧に夏の王座奪還へ 健大高崎が春季関東地区高校野球大会群馬県予選で準優勝となった。決勝では前橋育英に惜敗したが、夏に向けて戦力は整いつつある。チームは関東大会でさらなる経験を積み、夏へ向かう。 ■大きな可能性を秘めた巨大戦艦 今年の健大高崎も大きな可能性を秘めたチームだ。走攻守3...
桐朋・田中隆文監督 勉強も部活も100% 「部訓は『文武一道』。勉強と部活を50%、50%で分けるのではなく、どちらも100%で臨むという意味を込めています。勉強も部活も計画を立てて、実行するというプロセスは同じ。生徒たちには、高い目標へ向かって努力する力、やりきる力を身につけてほしいと思います」 【監督プロフィール...
馬力十分、最速143キロの本格派右腕 宇都宮短大附(エース)中村 拓馬(3年=投手) ■エース兼主将として挑む最後の夏 昨夏の栃木大会では2年生ながらエースナンバーを背負い、ベスト4進出の原動力となった本格派右腕。最終学年となった今季は主将も任され、マウンドには風格が漂ってきた。トルネード気味のフォームから威力あ...
大澗信斗 主将(3年=捕手)のチーム分析 雑草魂をみせていきたい 「元気良く気持ちで戦っていくチームで、どんな状況でも前向きに取り組んでいくことができます。打線は菅原凌、福本豪希たちが軸、投手陣は毛塚陽斗、小池聡太、町田大希の3本柱が安定しています。どんな相手にも食らいついていく雑草魂をみせていきたいと思います」...
投打のパワーあふれる「二刀流」 栃木工(二刀流)佐藤 憧英(3年=三塁手・投手) ■主砲&140キロストレートのキーマン 181センチ85キロ。投げては最速140キロ、打っては迫力の打球を飛ばす「二刀流」。昨夏から主砲としてメンバー入りし、最終学年では主軸として甲子園を狙う。「4番・サード」が定位置。4番として得...
昨秋は一次予選で桜美林に勝利 目黒日大として4度目の夏へ 2019年に日大付属高校として新たなスタートを切った「目黒日大」。東東京で実績を重ねつつあるチームは4年目の夏へ向かう。 ■2019年に1期生が入学 勝利を重ねるたびに強くなっている。「目黒日大」としての最初のエントリーは、2019年夏の東東京大会。その年...
エース 大脇颯太(3年)175センチ83キロの骨太の体躯から威力あるストレートを投げ込む大器 Pick up 石井佑季(3年=外野手)攻守において堅実なプレーでチームを支える2番打者 主砲 鈴木惇士(3年=一塁手)鋭いスイングからパワフルな打球を飛ばすクラッチヒッター...
名取寛英 主将(3年)のチーム分析 強い帝京を取り戻す 「帝京は10年以上甲子園に行っていないので、自分たちの代で歴史を戻したいと考えています。部員全員の力を結集することで、甲子園出場、そして全国制覇を成し遂げて、強い帝京を取り戻したいと思っています」 ...
Pick up 寺沼樹副将(3年=捕手)チーム全体をまとめる「扇の要」。副将も務める Wエース 新井陽太郎(3年)カーブ、チェンジアップなど変化球のコンビネーションが光るエース 齊藤叶人(3年)右サイドから四隅を丁寧に突くピッチングをみせる技巧派...
今春一次予選で番狂わせ実演 チーム土台固める東東京ダークホース 大東大一は近年、部員数が増えチームとしての土台が出来つつある。今春の一次予選では下馬評を覆して予選を突破。選手が輝くチームには、大きな可能性が秘められている。 ■2015年春以来の都大会出場 “番狂わせ”を積み上げているダークホースだ。2017年夏から...