2007年夏以来の甲子園へ 交流戦敗戦を力に変えたチーム 文星芸大附が秋季栃木県大会で準優勝を果たし、秋季関東大会出場を決めた。崖っぷちから這い上がったチームは、2007年夏以来の甲子園を目指す。(取材・永島一顕) ■一戦必勝でつかんだ関東大会切符 文星芸大附は1~3回戦をコールド勝ち、最初の関門となった準々決勝では青...
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文星芸大附の記事一覧
文星芸大附・高根澤力監督 失敗を恐れるな 「新チームの2年生たちは、昨年の入学時期からコロナで練習ができなかった世代。その後も時間制限などが続き、経験不足に加えて、失敗の場が少なかったと思います。選手は失敗を経験して成長していく。選手たちは、一度の失敗を恐れずに、強い選手、強い人間になってほしいと思います」 【監督プロ...
春夏通算12度の甲子園出場 秋交流戦敗戦を糧に立ち上がる 春夏通算12度の甲子園出場を誇る名門・文星芸大附。2007年夏を最後に聖地から遠ざかるチームは、15年ぶりの甲子園を目指して今秋に始動した。 ■未来は自分たちで変えられる まさかの結果だった。 秋季大会のシードを決める交流戦。文星芸大附は初戦の2回戦で、栃木工...
吉田翔 主将(2年=外野手)のチーム分析 チームワークで勝負する 「守備からリズムを作るチーム。打撃は、大山颯一朗、高橋経、曽我雄斗が中心。投手陣は、入江奏、大岩駿之介、松枝圭吾、澁谷優希が揃っています。まだ力がないので、全員で努力しながらチームワークで勝負していきます」...
エース/入江奏 (2年=投手) 高く上げた左足の反動から130キロ中盤のストレートを投げ込むエース 主砲/大山颯一朗 (2年=外野手) 力強いスイングで威力ある打球を放つ攻撃のキーマン。守備範囲も広い ...
第103回 全国高校野球選手権 栃木大会 準決勝 佐野日大VS文星芸大附 佐野日大 最終回逆転劇で決勝進出 文星芸大附 14年ぶりの甲子園出場ならず 1点ビハインドの佐野日大が最終回に逆転勝利、あきらめない野球で7年ぶりの決勝進出を果たした。文星芸大附は14年ぶりの甲子園出場の夢が途絶える結果になった。(取材・永島一...
春夏12回の甲子園出場を誇る名門 打撃力を武器に目指す聖地 昨年夏、秋ともに甲子園まであと一歩に迫った文星芸大附。 先輩たちの悔し涙をみてきた新チームの選手たちは、甲子園への強い思いをグラウンドで表現していく。 2020年度10月号掲載 (取材・永島一顕) ■甲子園の夢まであと一歩 文星芸大附は、髙根澤力監督が主将で四...
文星芸大附・髙根澤力監督 打撃に手応えを感じている 新チームになり、『よしやってやるぞ』という気持ちと、コロナの影響から不安を抱えている部分が半々の状況の中、徐々にチームができつつある。 交流戦では打のチームらしさを見せてくれ、手ごたえを感じた。 今後は、スキを突いて一つでも貪欲に先を狙う走塁、試合の中で確実なプレーを...
3年生の思いを背負って戦う 佐藤真也主将(2年=外野手) (今夏引退した)3年生からは『俺たちの分まで頑張れ。頼むぞ』と声を掛けられたので、より一層強い気持で野球に取り組む。 甲子園大会がなかった先輩たちの思いを背負い、何が何でも自分たちの代で甲子園に行きたいと感じている。 交流戦では打線がつながり持ち味を出せた一方、...
文星芸大附・高根澤力監督 「スピード感のあるチームを目指す」 「監督就任から1年が過ぎましたが、4大会で多くのことを学びました。 私自身、理想を追い求めながらも、勝つためには現実を捉えなければいけないと感じています。 甲子園に行くためには、日々、効率良い練習を積み上げていくことが大切。 選手たちに求めているのは『スピー...
夏・秋連続で準優勝。 13年ぶりの甲子園へ 2019年夏・秋の2大会連続で準優勝となった文星芸大附。 高根澤力監督就任から1年、進化を遂げるチームは確実に甲子園へ近づいている。 ■ チームに復活の兆し 「あっという間でした」。 OB指揮官の高根澤力監督は、この1年間を振り返る。 2018年秋からチームのタクトを握り、「...
文星芸大附は、高根澤力監督就任後の2018年秋から「野球ノート」に力を入れている。選手それぞれが年、月、週の目標を設定し、達成度を確認しながら、気づいた点を記している。選手が提出したノートは、3人の指導者が目を通して、各視点でアドバイスを送っている。高根澤力監督は「目標を意識することで選手は必ず成長していく」とノートの...