菅生 十八番・終盤の逆転劇 帝京 9回勝利目前で涙 47年ぶりの東西決戦を制したのは西東京・東海大菅生だった。 東西覇者のプライドがぶつかり合う激闘は、東西両大会の白熱を象徴したかのようなゲームだった。 2020年9月号掲載 ■菅生、劇的なサヨナラ勝利 またしてもサヨナラ勝ちだった。 帝京の左腕・田代涼太を捕えることが...
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- 東京版 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 66
東京版の記事一覧
■ この先も野球人生は続いていく 6月の練習再開日、若林弘泰監督は「甲子園大会はなくなってしまったが、これは終わりではない。 ここであきらめるな。代替大会もあるし、この先も野球人生は続いていく。 やるか、やらないかでこれからの人生は変わっていく。 最後までやりきっていこう」と選手に語りかけたという。 代替大会は負けら...
玉置真虎主将(3年=二塁手)代替大会ですべてを出し切りたい 「ここまでの人生で最大の目標だった甲子園大会がなくなってしまって残念です。 気持ち的には落ち込む部分があり言葉も出なかったのですが、高野連の方々が代替大会を用意してくれたので、そこですべてを出し切りたいと思います。 監督、コーチや親に、これまでの感謝を伝えたい...
東亜学園は今季から、野球部後援会の寄付などによって「練習試合用ユニフォーム&帽子」を新調した。紺色のユニフォームに「東亜学園」と書かれている。コロナ禍の休校措置によって新ユニフォームに袖を通すのは遅れたが、6月下旬の練習再開から着用。新たな気持ちで練習に取り組んでいる。東亜学園の新たなスタートだ。2020年8月号掲載...
コロナ禍によって3カ月半の活動停止となった東東京の名門・東亜学園。 選手たちは、野球ができる環境に感謝しながら、この時代に適応する新たなスタイルを追求していく。 2020年8月号掲載 ■ 32年前に消えた「夏」 いまから32年前の1988年、東亜学園から「夏」が消えた。 1987年にエース川島堅(元広島)を擁して2年連...
昨秋都大会ベスト4の実力派。 チームのスローガンは「咲」 昨秋都大会で進撃をみせてベスト4へ進出した城東。 3度目の甲子園を目指した今年のチームは、大きな期待が掛かっていた。 選手たちは、城東のプライドを胸に甲子園なき夏へ挑む。 2020年8月号掲載 ■ センセーショナルな快進撃 昨秋の快進撃は、センセーショナルだった...
都立の星、いざ東京の頂点へ。 「人間力、感謝、前向き」を胸に戦う「特別な夏」 2013年西東京大会で準優勝を果たした都立の星・日野。 選手たちは、グラウンドの中にある甲子園を目指す。 2020年8月号掲載 ■ 先輩から届いた手紙 夏甲子園大会の中止が決まったあとの6月上旬、2年前に卒業した先輩たちから野球部に手紙が届い...
背番号1を背負う左の本格派。 しなやかなフォームから、ホームベース上でホップするような伸びのあるストレートを投げ込む。 最速137キロだが、夏は140キロ以上を計測するのは確実。今秋のドラフト候補だ。 右サイドから威力あるボールを投げ込む骨太投手。 1年前にサイドスローに転向し、才能が開花。 球回転数が大幅にアップしキ...
関東一は、センス抜群の2年生内野手・初谷健心と楠原悠太がスタメンを張る。今春には、それぞれがセカンド、サード、ショートを経験し、守備の幅を広げた。ふたりのグラブさばきは一級品。打撃も鋭さを増し、今夏の独自大会でどんなプレーをみせるか楽しみ。関東一のグラウンドからは毎年、タケノコにように選手がぐんぐん育っている。2020...
夏甲子園3度出場するなど真夏に底力をみせる日大鶴ヶ丘。 「東京制覇」を目指して、特別な夏へ向かう。 2020年8月号掲載 ■ この夏をどう戦うか? コロナ中断明けの6月上旬、3年生たちは選手ミーティングを行った。 甲子園なき夏。選手たちは、それぞれの気持ちを素直に打ち明けて、独自大会へのリスタートを図った。 3年生たち...
2年夏までは2軍と3軍を行き来していた。 能力の高い先輩や後輩のプレーをみて、自分はどこで勝負すべきか考えたという。 「体も小さいし、肩も強くない。だから正確なプレーをするように努力した」。 新チーム結成後、Aチーム(1軍)に呼ばれると、堅実なプレーでチームを締めた。 昨秋都大会では、左腕エース林平太郎(2年)の長所を...
城東・内田稔監督 「今年の選手たちは、地道に切磋琢磨できる生徒が揃っていた。 冬に良い取り組みができて、夏へ向けて成長できるときにコロナによって休校になった。 選手たちの心境をくむと残念でなりません。 代替大会は、思い出作りの引退試合ではなく、真剣勝負。 春に決めていたメンバーをベースに、目の前の試合に集中したい。 準...