「多摩川グラウンド周辺の景色は近年まったく変わってしまったが、選手たちの野球に対する気持ちは変わっていない。 野球は個人競技ではなくチームスポーツ。 個人として成長した上で、仲間を思いやる気持ちや自己犠牲が大切になってくる。 技術はアテにならないことはあるが、人としての成長は結果を裏切らない。 3年間の高校野球...
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- 東京版 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 65
東京版の記事一覧
新チームは2年生2人、1年生20人。 キャプテンを務めるのは、1年生の當山竜祥(内野手)だ。 レギュラーのほとんどが1年生という若いチームにおいて、自ら立候補して大役を引き受けたという。 當山主将は「目黒日大はすべてが1からのチーム。 2年生の先輩たちや1年生みんなで話し合いながらチームを作っていきたい」と話す。 當山...
目黒日大・木川卓見監督 「チームの新しい歴史を作る」 「今年の1年生は、チームとしての実績が何もない中で集まってくれた選手たち。 2年生と1年生の力を合わせて、チームの新しい歴史を作って いく。 新しいスタートだが、チャレンジするからには、挨拶・礼儀・技術・結果などすべてにおいて日本一を目指したい。 野球部の活動に協力...
今夏の前チームから背番号1を背負うエース左腕。 新チーム始動後は主将としてもチームをまとめる。 120キロ後半のストレートとスライダー、チェンジアップを駆使し、相手打者のタイミングを外していく粘投派。 控えめな性格だが、大舞台に動じないマウンド度胸を備える。 エース兼キャプテンとして責任も増した。 西方は「3年生が抜け...
明星・石山敏之監督 「理想のチームへ」 「2017年秋ベスト8をはじめ大会ではコスンタントに2、3回勝つことができているが、チームの理想にはまだ到達することができていない。 母校を指導することができることに感謝しながら、選手とともに壁を越えていきたい」 【監督プロフィール】 1981年生まれ。 明星高-日大。 学生時代...
大塚優璃(2年=投手)は身長180センチの大型右腕、最速136キロのストレートを武器にマウンドへ上がる。 大塚のボールを受けるのは芦澤光陽(2年=捕手)。 入学当初は投手だったが1年生冬にキャッチャーへ転向、今秋からの新チームでは4番に座る。 実戦経験を積むごとに着実な成長をみせるバッテリーがチームの鍵を握っている。...
啓明学園・芦沢真矢監督 「野球は人間形成のツール」 「啓明学園野球部は、野球しかできない選手を育てる場所ではない。 社会に出れば、野球がうまいだけでは生きられない。 野球は人間形成のツール。 野球を通じて、社会で活躍できる人材を育てていくことが大切。 人間力が高まれば、選手としても成長していく」 【監督プロフィール】 ...
大森学園・和泉隆監督 「すべては練習から」 「選手たちには闘争心を持ってほしい。 この夏の大会の修徳戦。 9回裏2アウトランナーなしからの負けが、生きるかどうかはこれからの練習で決まる。 秋の結果を生かすかどうかも、これからの練習で決まる。 選手たちには、来年の夏、その練習の成果を出してほしい」 【監督プロフィール】 ...
前チームから1番に座り、和泉監督が「出塁率が高く、打線を左右する存在」と評するリードオフマン。 主将の工藤を補佐する副主将を務めている。 初球から打ちにいく打撃で打線を引っ張る。 「相手に印象付けるために、どんなボールにも食らいつく意識を持っています」と打席での心がけを語る。 現在、取り組むのは体作り。 63キロの体...
帝 京・前田三夫監督 「本気の気持ちが大切だ」 「夏を経験した選手が多く残っているが、そのまま強くなるほど野球は簡単ではない。 大事なのは、選手たちが甘えを排除して、自分の意志でこれまで以上に練習できるか。 仲良しチームでは勝てないので、互いに切磋琢磨しながら、勝利にこだわってほしい。 甲子園に行くには本気にならなけれ...
国士舘・永田昌弘監督 「選手自身が納得するかどうか」 「野球を通じて人として周りから好感を持たれる人間になれるようになる。 目配り、気配りができる人間に成長してもらいたい。 そう思ってはいますけど、人それぞれの性格がありますし、なかなか直せない部分はあります。 昔と比べると部員数が増えて戸惑った部分がありますし、一つの...
1年秋から4番に座る左打ちのスラッガー。 168センチと小柄だが、両膝を曲げて低く構える独特のフォームからの力強いスイングで大飛球を飛ばす。 昨秋は「ボンズ打法」として注目を集めて都大会優勝に貢献したが、今年1月に左足首脱臼骨折・靱帯損傷で全治3カ月の大怪我を負った。 春の選抜大会には間に合ったが、「急造で作り上げた...