藤枝明誠・光岡孝監督 「つなぎの野球」で初優勝 「今年のチームは例年よりも打撃力が高い。 ただ、中部地区大会ではそれ故に本来の明誠らしい野球が失われていた。 中部地区大会で負けたあとの県大会までの期間は、とにかくバントと守備という原点に戻って練習をこなした。 そうすることで、つなぎの野球ができるようになり、得点力も自ず...
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- 神奈川/静岡版 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 76
神奈川/静岡版の記事一覧
橘学苑の秋進撃を支えたのは、龍崎裕哉(2年)と國分陸人(2年)のダブルエースだ。 背番号1を背負うサイド右腕の龍崎は内角をえぐるストレートと外角のスライダーを駆使する強気なピッチングが特長。 背番号10の国分は多彩な変化球で相手を打ち取る技巧派右腕。 チームはタイプの違う投手を使い分けて勝ち進んだ。 龍崎は「秋にベスト...
伊東商は2年生の3人が中心的な役割を担っている。 エースの本多太陽(写真左)は最速132キロの力強いストレートが武器。 「秋はケガで登板できず悔しかったです。 冬のトレーニングで鍛えて球速を135キロまでもっていきたいです」。 主将の古屋幸輝(写真中)は持ち前の元気を生かしてチームを牽引する。 「プレー面は課題ばかりで...
伊東商・大橋孝彦監督 「チームは『大人の集団』になることを目指している。 誰かに言われて動くのではなく、自分で考えて行動できるチームにしていきたい。 1年生が多く経験の少ないチームだが、少しずつ、チーム力が上がっている。 試合で勝つと同時に、伊東市全体の野球を盛り上げるための努力もしていきたい」 【監督プロフィール】 ...
チームの要であった林滉介捕手(3年)から主将の座を引き継いだ新キャプテン。 8月には他校の次期主将たちとともに甲子園を視察。 刺激を受けるとともに星稜戦を観戦し、「星稜の選手たちは仲間を大切にしている」と感じ、自チームに戻ってからも「仲間のために」を実践。 秋は「2番・セカンド」で出場。 法政二戦では、中盤の1死満塁の...
海老名・北岡克明監督 「自分で判断して動くということが大事」 「生徒たちとは一般社会を基準にして接するようにしています。 高校生だからという考えだと甘えが出てしまう。 社会に通用する人材を育てるために何をすればいいのかということを常に考えていきたい。 生徒たちには『自己規律』を求めています。 日常生活から規律を持って行...
秋春の苦戦から夏・秋躍進。 5回戦の壁を超えて次の舞台へ 2019年夏に2年ぶりに4回戦へ進出した桜丘。 今秋予選を3連勝で1位通過するなど再び地力をつけ始めている。 伝統校は時代の変化に適応しながら、さらなる進化を目指す。 ■ 「桜丘の野球」とは何か 桜丘は1969年夏に4強進出、1999...
今春は名門・静岡撃破し県内騒然。 指揮官と選手のコミュニケーションを軸にチーム強化 2019年春の中部大会2回戦で名門・静岡を撃破した静岡西。 進化を遂げるチームは「全力発声」をスローガンに高みを目指す。 (取材・栗山司) ■ 「全力発声」で静高を撃破! 静岡西はこの春、名門・静岡を撃破し、一躍その名を県内に轟かせた...
「部員全員で野球をするのは藤沢西の戦い方。 背番号2桁の選手が活躍できる場所があるし、そういう選手を大切にしていきたい。 選手たちは1年生から試合経験を積むことで、指導者の想像を超えるスピードで成長していく。 選手の意思を尊重しながら、公立No1のチームにしていきたい」 【監督プロフィール】日大・伊...
2018年秋予選で鎌倉学園を撃破。 2019年夏、慶応を土俵際まで追い詰める 藤沢西の選手たちが、めきめきと成長を遂げている。 2018年秋は予選で鎌倉学園を撃破、2019年夏は慶応相手に1対2の接戦を演じた。 「私学キラー」の異名を取るチームは選手たちの力を最大限に伸ばしながら進化の道を歩んでいる。 ■ 夏は3回戦...
今夏は常葉大菊川にリベンジ。 1997年以来の甲子園へ一致団結 春夏計5度の甲子園出場を誇る伝統校・浜松工。 夏大会は準々決勝で常葉大菊川を撃破する勝負強さをみせた。 復活の兆しをみせる伝統校は、「共有」をテーマに進化を遂げる。 (取材・栗山司) ■ 9年ぶりのベスト4進出 「浜工復活」を印象づけた夏だった。 春夏通...
相模原・佐相眞澄監督 「いいサイクルが出来上がっている」 「引退した3年生たちには感謝の気持ちしかない。 『ありがとう』と言いましたし、『明日からは受験の全国大会を頑張れ』と言いました。 彼らが野球から勉強に切り替えた時の集中力はすごい。 受験に大事なのは時間の管理と短期目標の設定だと思いますが、それは普段の練習から常...