「自主」と「規律」の両立へ 春の悔しさを夏にぶつける 昨夏に好勝負を繰り広げた八王子実践。2019年よりチームを率いる河本ロバート監督の下、春の「1イニング14失点」を乗り越えて新たな挑戦に向かう。(取材・三和直樹) ■「7対8」から「7対22」 野球の“怖さ”を痛感した。今春、一次予選の代表決定戦で強豪・安田...
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八王子実践の記事一覧
阿部幹士主将(2年=遊撃手) の チーム分析 粘り強く、元気に戦っていく 「選手全員で盛り上がっていけるチーム。秋大会はミスからの失点が多かったので、投手陣を含めた守備の強化が課題です。打撃は個性的な選手が揃っているので、パワーアップを目指します。持ち味の粘り強さを生かして戦うことで、春大会では夏のシード権獲得、そして...
高校野球と海外野球を融合し新たな挑戦 「凡事徹底」と「走姿顕心」が心の軸 2008、2013年夏に西東京大会でベスト16に進出している八王子実践。パワフルかつ粘り強い戦いがチームの伝統だ。2019年からはOBの河本ロバート監督が指揮を執り、新たなチャレンジに乗り出している。 ■秋初戦は一丸野球で逆転勝利 八王子実践がこ...
Pick up/矢口丈一郎 (2年=捕手) 「力強い打撃」と「強肩」が武器の可能性あふれる捕手 主砲/辻大翔(2年=一塁手) 骨太の重心を生かしたパワフルな打撃が特長のクリーンアップ ...
八王子実践・河本ロバート監督 選手が主役のチームを作る 「私は米マイナーをはじめ豪国、台湾、日本独立リーグでプレーしてきましたが、いろんな国の野球をヒントにして、八王子実践の選手たちに合った野球を作っていきたい。ただ、戦いを選ぶのは自分ではなくて選手たち。選手が輝くチームにしたいと思います」 【監督プロフィール】198...
八王子実践・河本ロバート監督 自分を置物にしてくれ 自分の価値観だけを押し付けてはいけないと思っています。選手たちとよく話をして、強くなるためにどうしたいか、自分たちで考えさせるようにしたい。 理想は、選手がすべて自分たちでやること。選手には、私自身を「置物にしてくれ」と言っています。「俺がカーネルサンダースになって練...
元剛腕投手の監督が目指す 自由と緻密さを融合させたチーム 長い歴史を持つ八王子実践。 2019年より監督に就任した元156キロ右腕の指揮官が、「日本×アメリカ」の新たなチーム作りを押し進める。(取材・三和直樹) 2020年12号掲載 ■与らえた環境下で目指す野球 深まる秋のグラウンドに、部員たちの溌剌とした声が響く。広...
高野哲平(2年=内野手)主将のチーム分析 自主性と団結力 選手個々の能力は高くなくても、自主性と団結力があって、実力以上の力を出せるチーム。打撃はハマれば「5」。 投手陣はエースの清水に頼っているところがあるので、そこを改善して、守備と走力を冬の間に伸ばしたい。...
悔しさを晴らして150キロ超へ 清水崇景(2年=投手) 新チーム期待のエースが清水崇景だ。 前チームにはエースの後藤結人(3年)が最速146キロ右腕として注目されたが、「後藤よりも球質は上。可能性のある投手なので目標を高く持ってもらいたい」と河本ロバート監督。 すでに143キロは出していたが、9月に入って右肘靭帯損傷で...
亜細亜大野球部伝統のトレーニング。「何で『やりがい』って言うのかは知らないですけど」と笑う同大出身のロバートコーチが導入し、冬場に校庭のダイヤモンドを周回する形で実施。二人一組の「手押し車」、「肩車」に「アヒル」、「カエル」、「ぴょんぴょん」と名前は可愛いが「ただただ辛い」というハードなメニューを複数セットこなし、体幹...