2人一組となり、走りながらキャッチボールを行う冬場の伝統的な練習。キャッチボールの幅は約10メートル。ホームからライト方向に向かっていく。ハンドリング、リズム、スピードが養われる。ボールを落球すると、最初からやり直し。きついトレーニングだが、選手たちは楽しそうに取り組んでいる。 2019年3月号掲載...
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- 勝トレ | 月刊高校野球CHARGE! - Part 8
勝トレの記事一覧
藤沢清流は、コの字型の箱型ネットを使って正面から来る球を打ち込む。「斜めからのティーでは変なクセがついてしまう」(榎本監督)。特製ネットは、パイプを切るところからネットを取り付けるまで、マネージャーの手作りだ。 2019年3月号掲載...
選手育成のスペシャリスト松﨑部長は、投打ともに徹底した体幹トレーニングを実行している。松﨑部長は「野球は同じ動作を9イニングまで続けるスポーツ。その動作を心と体が覚えるまで、やり続けなければいけない」と説く。松﨑マジックが、選手を著しく成長させていく。 2019年3月号掲載...
成蹊は昨秋からバッテリー班や内野手班などを組織、各選手がリーダーとなり、野球部運営を行っている。冬場のメニューを考案したトレーニング班リーダーの山田力也(2年)は、専門書を読みながら16Pの資料を作成したという。山田は「秋に関東一に負けて、体の違いを痛感した。トレーニングの目的を理解した上でメニューを消化すれば効率的な...
健大高崎のキャッチボールは、素手キャッチ、股下スロー、バックハンド、グラブトス、連係プレーなど多くのアクションが組み込まれている。すべてが実戦向きのプレーで、選手たちは一つひとつに集中していく。健大高崎に無駄なメニューなし。強豪は、こうして作られていく。 2019年2月号掲載...
冬場は、学校から自転車で15分の通称「タンク山」に向かう。 まずは3人一組となり、台車に2人を乗せて坂道を駆け上がる。さらに15キロほどのウオーターバッグを持ち、約100段ある階段を登っていく。尻周りや太腿が強くなるのはもちろん、体幹も鍛えられる。そんな苦しい練習の中でも、選手たちは決して笑顔を忘れない。 2019年2...
「ウチは本格的な機器がないから、あるものを利用する」という船川監督。代表的なトレーニングは、約6mの鉄パイプを2本持ち上げるもの。筋肉量がアップするだけでなく、バランス感覚も養うことができる。短めの鉄パイプでは素振りも。その効果で全員のスイングが速くなっている。また、石柱を持って握力を鍛えるなど、工夫を凝らしたトレーニ...
荏田の1・2年生選手は計15人。少数精鋭のため、メニューも限られるが、創意工夫しながら練習に励む。 梶矢真弘監督は「選手たちの意見も聞きながら、勝つためにはどうするかを追求している」と話す。選手のレベルに合わせた質の高い練習が、チーム強化につながっている。 2019年2月号掲載...
三富監督が重視するのがマンネリ打破の多様な練習メニュー。ティー打撃も、ボールを投げる位置を変えるなど工夫を凝らす。 冬場のランメニューも、長距離だけでなく短距離ダッシュを組み込むなど多種多様だ。三富監督は「それぞれが工夫しながら練習に取り組んでほしい」と選手を見守る。 2019年2月号掲載...
冬場に力を入れているのが走り込み。宇野監督が、高校時代に行っていたメニュー「42.195キロリレー」を取り入れた。3つのチームに分けて、200メートルトラックをリレーしながら42.195キロを走る過酷なメニュー。宇野監督は「キツい時に他のチームメイトにどんな声掛けができるか、そこが大事。『頑張ろう』という声が出てくるの...
「身長-100kg」を目標にした食事トレーニング。これまでも補食の時間を設け身体作りに取り組んでいたが、それに加えて昨年12月から昼食用弁当として、2リットルのタッパーに白飯(おかずは別)を詰め込み、練習前までに完食していった。開始1カ月で平均1.5kgの体重アップに成功した。「体重が増えれば、スイングもボールも確実に...
ボール内部にセンサーが搭載された『テクニカルピッチ』。アプリと連動して投げたボールの球種、球速、回転数、回転軸を計測、投球を数値化、グラフィック化できる。1球3万円と高価なために、現在は1球のみ。「一度、他のボールと混ぜちゃって、見つけるのが大変でした(笑)」と大騒ぎしたこともあったが、投手力アップにひと役買っている。...