秋季大会は「安打数は少なかったが、選手たちが個々のアイデアで少ないチャンスを生かし、守りきる野球」で4回戦進出を果たした津久井浜。秋以降、三井監督が取り入れたのが「ホームランを打つ練習」だ。「1人1号」を目標に、専門的な講師も招いて、遠くに飛ばすことに特化した練習を行う。 「ホームランになる角度の打球を打つこと」を意識...
- ホーム
- 神奈川/静岡版 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 81
神奈川/静岡版の記事一覧
湘南工大附はこの夏、人工芝グラウンドの張り替えを行い、全面リニューアルした。野球部は、張り替え期間中に校外グラウンドを利用していたが、あらためて自校グラウンドのありがたみを実感。感謝の気持ちを忘れず練習に励んでいる。 2018年12月号掲載...
元々あった部室を倉庫にし、以降は体育館下のピロティを野球部員全員の部室とした。「レギュラーも控えも、上級生も下級生も、全員が同じ立場」と加賀谷監督。以前はチーム内で発言力のある選手のみが部室を使用していたが、現在はその広場に部員全員が荷物を置き、着替え、ミーティングを行う。練習の準備、その他の雑用なども「キャプテン、主...
竹下監督が「ウチの打撃の基本になる」というタイヤ投げとタイヤスイング。 まずタイヤを投げながら、打撃の形を覚える。その後、バットを持ち、タイヤを投げる感覚でスイングしていく。「振る力がついたり、インパクトの感じが良くなったりしています」(鈴木主将)。この練習の効果で体を大きく使ったスイングを覚え、打球の飛距離が伸びてい...
学校から徒歩5分の距離にある野球部寮。玄関をくぐると、トレーニング機器が多く並べられている。その中で、「これをやると打球が飛ぶようになる」と片平監督が教えてくれたのが、ローイングトレーニング。選手たちは苦しそうな表情を浮かべ、1分間、ボートを漕ぐような形でマシンのハンドルを全力で何度も引っ張る。「腕や足が太くなるのはも...
新チームになって導入された1人1冊の野球ノート。 1日1ページ、その日の食事メニューに体重、体温を記し、自分自身の課題、反省、次への目標などを書き込む。「言われたメニューをこなすだけでは仕方がない。今、自分に何が足りないのか。課題の意識をしっかりと持って、うまくなるための練習をしてもらいたい」と山下監督。各自が自分で考...
一般企業に勤める鈴木裕監督が、選手を指導できるのは土日のみ。限られた時間を補うのが、時には1時間以上に及ぶこともあるミーティングだ。監督は練習試合が終わった後も試合の反省だけでなく、長時間をかけて様々な話をするという。「野球の話だけでなく、社会に出てからどうするか、といった人生の話もする。技術的なことでは、他の公立高校...
横浜創学館は、校舎から約5キロの場所にある専用グラウンドまでランニングでやってくる。ウォーミングアップを兼ねたトレーニングで年間を通じて足腰を鍛えている。エース左腕の佐藤孝輔(2年)は「毎日、走ることで体ができてきている。練習をイメージしながらグラウンドまで走っています」と話す。グラウンド入口は急勾配の坂道。その坂を毎...
藤沢翔陵には長年、練習を見続ける二人の応援団がいる。川俣浩明監督の父・士朗さんと、翔陵ファンの坂口幸市さんだ。川俣監督就任後から10年間も練習をみているという坂口さんは「元プロなのに奢ることなく高校野球に専念する川俣監督の指導が素晴らしく、応援したくなるのです」と話す。川俣監督は「人生の先輩に見守ってもらえるのはありが...
焼津水産のボール回しは工夫されている。その一つが「サークルのボール回し」と呼ばれているもの。まず、ライン引きで各ベースに半径2メートルの円を記す。投げる選手はベース上に向かって投げ、受ける選手は円の外からスタートして捕球、スローイングまで行う。「守備でのスピード感が養える」と岩間監督。この秋から導入し、守備力を上げてい...
他部活との兼ね合いで、フリーバッティングを行うのが難しい。そこで週2~3回程度、テニスボールを使って打ち込むのが同校の伝統だ。「センター方向に強く振らせたい」という森田監督。フルスイングする感覚を養い、打撃力アップを目指す。 2018年10月号掲載...
山手学院のグラウンドは長方形で、野球部の使うスペースから見ると左中間が広く、右中間が極端に狭い。グラウンド一面が利用できた夏休みの練習ではゲームノックの際、まず左中間を使うケースを行い、その後ライト側にホームの向きを変えて右中間を使ったケースも実施している。練習での工夫がチームの力になっている。 2018年10月号掲載...