相模原・佐相眞澄監督 「いいサイクルが出来上がっている」 「引退した3年生たちには感謝の気持ちしかない。 『ありがとう』と言いましたし、『明日からは受験の全国大会を頑張れ』と言いました。 彼らが野球から勉強に切り替えた時の集中力はすごい。 受験に大事なのは時間の管理と短期目標の設定だと思いますが、それは普段の練習から常...
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- 2019年10月号 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 3
2019年10月号の記事一覧
2019年夏3回戦二松学舎大附戦で殊勲の決勝2点本塁打を放った俊足・巧打のリードオフマンだ。 左右両打ちが特長で、左では広角に打ち分け、右では長打が狙える万能型。 二松学舎大附戦では右打席でレフトスタンドに打球を放り込んだ。 転機は、春の練習試合で、自身のエラーで負けたこと。 このままではいけない。 佐野は、日常生活...
宇都宮商・山口晃弘監督 取れるアウトを確実に 「高校野球のベースは、学校生活。 3年生たちも生活面を見直したことで夏に結果を残してくれた。 新チームの2年生は少ないが、チームの模範にならなければいけない。 野球は27個のアウトを取る戦い。 基本を徹底していくことで、伝統にふさわしいチームにしていきたい。 新チームの伸...
今夏は3塁コーチャーとして大舞台を経験、3年生たちの勇姿をグラウンドで見守った。 新チーム始動後はキャプテンに指名され、二塁手としてチームを牽引している。 2年生が6人と少ないため、1年生の力が不可欠。 渡邉主将は「1・2年生の壁をなくして、1年生がプレーしやすい環境を僕らが作っていかなければいけないと思っている」と...
今夏、私学強豪・国学院栃木を撃破。バッテリーが残る新チームは石橋史上最強 2019年夏の3回戦で私学強豪の国学院栃木を下しベスト8へ進出した伝統進学校・石橋。夏のエース山崎巧翔(2年)が残るチームは、飛躍の可能性を秘めている。 ■ 執念の戦いで夏ベスト8入り 今夏の栃木大会で「番狂わせ」を起こした。 3回戦で私学強豪...
桜丘・泉田浩道監督 「時代に適したチームへ」 「前チームは秋、春に結果を残せずに監督として力不足を感じていた。 選手の力を引き出すにはどうしたらいいのかと悩みながら、桜丘の野球を考えていった。 桜丘の選手たちは自分たちで考えて行動する力があるので、その力を最大限に生かす必要があると感じた。 選手たちの考えを尊重しながら...
新指揮官のもと新たなスタート。2019年夏3回戦で二松学舎大附を撃破 新生・修徳が2019年夏の3回戦で、二松学舎大附を撃破しベスト8へ進出した。昨年冬から荒井高志新監督が指揮を執るチームは、新たな歴史を作ろうとしている。 ■ エース結城のベストピッチ ノーシードで夏大会を迎えた修徳は、2連覇中の優勝候補筆頭・シード校...
意識改革で初のベスト8。名将の下で再び神宮を目指す 今夏、西東京で都立勢唯一の8強入りを果たした豊多摩。 2016年春からチームを率いる平岩了監督の下、対話を重ねるチーム改革で大きな成果を手にした。 (取材・三和直樹) ■ 快進撃で創部初のベスト8進出 今夏の目標は「神宮で試合をすること」だった。初戦の相手は...
板橋が東東京大会で城東を倒す番狂わせを起こした。 校舎改築で練習場がない中で努力を続けたチームが下剋上を果たした。 ■ 江戸川球場に衝撃 江戸川球場に衝撃が走った。 板橋が、都立強豪の城東を破ってみせたのだ。 柴崎正太監督が就任した2016年、チームはどん底だった。 学校生活を正すところから始まったチームは、校舎改築に...
夏4強の自信と誇り。 再び私立の壁を打ち破る 今夏、創部史上初の夏ベスト4進出を果たした相模原。 新チームとなっても「打ち勝つ野球」を継承し、さらなる高みを目指す。 (取材・三和直樹) ■ 横浜を倒した価値ある夏4強 熱く激しく、そして清々しく、夏を駆け抜けた。 ノーシードから湘南学院、日大高、横浜商を倒して勝ち上がる...
2019年の東東京大会初戦の2回戦で東亜学園を鮮やかに破り「大物食い」を果たした東京実業。 ベテラン指揮官にその極意を聞いた。 ■ 東東京で数々の強豪撃破 東京実業は百戦練磨の山下秀徳監督のもとベスト4へ3度進出した確固たる実績を持ち、甲子園に近い存在として存在感を示している。 大舞台で底力を発揮するチームは、東東京...
2019年夏、高崎商大附が健大高崎から勝利を挙げた。 底力を発揮したチームは、一進一退の乱打戦を制して勝どきを上げた。 ■ 狙うは初戦、勝負は抽選会から! 群馬から甲子園へ行くには、前橋育英、健大高崎を倒さなければ道は拓けない。 大会抽選、丹羽壮一コーチは、渡辺賢監督にこう助言したという。 「どこかで倒さなければいけな...