啓明学園部室には、芦沢真矢監督が毎年元旦にしたためる「メッセージ色紙」が掲示されている。「弱気は最大の敵」「五分前完結」「気配り目配り」などの言葉が所狭し、と並ぶ。選手たちは、これらの言葉を胸にグラウンドへ飛び出していく。 2019年11月号掲載...
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- 2019年11月号 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 5
2019年11月号の記事一覧
チームはスマートフォンのコンディションアプリを用い、部員の体調管理を行っている。部員は個々の体調などを入力し、和泉監督など指導陣が逐一チェックしている。練習スケジュールの変更連絡もでき、大切なコミュニケーションツールとなっている。「自分の記録にもなりますし、振り返ることができるのは大きいです」と和泉監督。「野球日誌のデ...
国士舘野球部伝統の走者を付けてのシートノック。チームを守備と走者の2組に分けて、限りなく実戦に近い状態で、「走者」と「守備者」の両方が、最善の打球判断、状況判断を身につける。ノック役の池田コーチの「合格」が出るまで延々と続き、30分の予定が2時間に及ぶことも。国士舘伝統の機動力の秘密は、徹底的に鍛え上げられた「判断力」...
夏を経験した選手が多く残っているが、そのまま強くなるほど野球は簡単ではない。大事なのは、選手たちが甘えを排除して、自分の意志でこれまで以上に練習できるか。仲良しチームでは勝てないので、互いに切磋琢磨しながら、勝利にこだわってほしい。甲子園に行くには本気にならなければいけない。 2019年11月号掲載...