【作新学院】 第54回明治神宮大会 高校の部レポート「全国準優勝」

第54回明治神宮大会 高校の部レポート
関東大会制覇、明治神宮大会準優勝
選抜出場確実、全国制覇を狙えるチーム

 

秋季栃木県大会、関東大会を制した作新学院が、明治神宮大会でも進撃をみせて準優勝となった。秋の結果によって選抜大会出場が確実となったチームは春の全国制覇を狙っていく。

■7年ぶり6度目の関東制覇

試合を重ねるたびに強くなっていった。作新学院は2023年夏の栃木大会決勝で文星芸大附に敗れて2年連続で夏甲子園出場を逃していた。秋県大会初戦となった2回戦・宇都宮工戦では苦しみながらも3対1で勝利しチームを軌道に乗せた。準決勝では国学院栃木に11対7で打ち勝つと決勝戦では白鷗大足利に6対4で競り勝って栃木の頂点に立った。関東大会は地元栃木県開催だったため、作新学院はスーパーシードで準々決勝から参戦。1勝すれば選抜当確のベスト4が決まるゲームで帝京三に7対2で勝利、準決勝では常総学院、決勝戦では山梨学院に勝利して7年ぶり6度目の関東制覇を果たした。

■明治神宮大会でも決勝進出

「江川二世」とも呼ばれる最速147キロの豪腕・エース小川哲平(2年)、小森一誠主将(2年=外野手)を軸としたチームは、全国各地区の優勝校が集う明治神宮大会に参戦。初戦の北海戦でエース小川から石毛虹晴(2年)の継投によって延長10回タイブレークを2対1で制した。準決勝では都大会優勝の実力チーム・関東一と対戦し、小池柊聖(2年)から石毛、小川とつないで8対6で勝ち切った。決勝戦・星稜戦では小川が先発し6回まで1失点の好投でマウンドを降りた。しかし終盤に2失点して1対3で惜敗。明治神宮の頂点に立つことはできなかったが全国準優勝で秋を終えた。

■走攻守、心技体でレベルアップ

秋の結果によって選抜出場が確実となったチームは、春の全国制覇を目指して冬を越す。エース小川は「ストレートが通用することは収穫だったがまだ力不足。冬に身体を強化して、全国で勝てるピッチャーになっていきたい」と春を見据えた。小針崇宏監督は「最初は県大会で1勝できるかどうかのチームが、関東で優勝して、明治神宮大会でも決勝戦まで進出できた。3大会を通じて良い経験をさせてもらった。明治神宮大会は関東代表として出場したので日本一を獲りたかった。日本二位と日本一(星稜)の差は大きいと感じた。秋を終えて、選手個人の強さ、勝つための体力がまだ足りない。走攻守、心技体でレベルアップして春を迎えたい」と語った。作新学院は、2016年夏以来の全国制覇を狙って進化を続けていく。

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