足利工大附の校名で親しまれたチームだが、「足利工大」が今春に「足利大」となったことで「足利大附」となった。それに伴い、伝統のユニフォームも「足利大」に生まれ変わった。「足利工大附」の文字は白ふちだったが、「足利大附」は金ふちとなった。選手たちは、新たなユニフォームに伝統を刻む。 2018年11月号掲載...
2018年11月号の記事一覧
「GAP」とは、(Good Agricultural Practice農業生産工程管理)の略。相澤興平主将、吉澤勇作、萩原侑己の3人は植物科学科果樹コースで、GAP認証の準備を行っている。農業と野球は、日々の積み重ねが大切。GAPトリオは、農業と野球に全力投球している。 2018年11月号掲載...
竹下監督が「ウチの打撃の基本になる」というタイヤ投げとタイヤスイング。 まずタイヤを投げながら、打撃の形を覚える。その後、バットを持ち、タイヤを投げる感覚でスイングしていく。「振る力がついたり、インパクトの感じが良くなったりしています」(鈴木主将)。この練習の効果で体を大きく使ったスイングを覚え、打球の飛距離が伸びてい...
新チームになって導入された1人1冊の野球ノート。 1日1ページ、その日の食事メニューに体重、体温を記し、自分自身の課題、反省、次への目標などを書き込む。「言われたメニューをこなすだけでは仕方がない。今、自分に何が足りないのか。課題の意識をしっかりと持って、うまくなるための練習をしてもらいたい」と山下監督。各自が自分で考...
一般企業に勤める鈴木裕監督が、選手を指導できるのは土日のみ。限られた時間を補うのが、時には1時間以上に及ぶこともあるミーティングだ。監督は練習試合が終わった後も試合の反省だけでなく、長時間をかけて様々な話をするという。「野球の話だけでなく、社会に出てからどうするか、といった人生の話もする。技術的なことでは、他の公立高校...
横浜創学館は、校舎から約5キロの場所にある専用グラウンドまでランニングでやってくる。ウォーミングアップを兼ねたトレーニングで年間を通じて足腰を鍛えている。エース左腕の佐藤孝輔(2年)は「毎日、走ることで体ができてきている。練習をイメージしながらグラウンドまで走っています」と話す。グラウンド入口は急勾配の坂道。その坂を毎...
藤沢翔陵には長年、練習を見続ける二人の応援団がいる。川俣浩明監督の父・士朗さんと、翔陵ファンの坂口幸市さんだ。川俣監督就任後から10年間も練習をみているという坂口さんは「元プロなのに奢ることなく高校野球に専念する川俣監督の指導が素晴らしく、応援したくなるのです」と話す。川俣監督は「人生の先輩に見守ってもらえるのはありが...
千歳丘を支える主将兼エース。 3歳上の兄・敏範が千歳丘でプレーしていた影響で、同じ高校の門を叩いた。入学後は1年生から主力としてプレーし、経験を積んだ。 新チームの秋予選決勝はウェルネスに2対6で敗れたが、春夏へ向けての手応えはつかんだ。「いまは低迷してしまっているが、もう一度強いチームにしたい」。大黒柱は、自らの成長...
朝練と放課後の練習に加えて、4時間目終了後の昼休みの間も約30分の練習を敢行。主に内野と外野に分かれてノックを行って課題克服に励んでいる。普段からユニフォーム姿で授業を受けているために着替える必要はなし。「練習道具も揃えられているのですぐに練習することができる」と荒木主将。昼の30分が、確かな技術向上へと繋がる。 20...
戸山野球部の平日練習は週3日と、土日のどちらか1日。平日は授業後の午後3時半から午後4時50分までの1時間20分。(延長申請時は最大午後6時まで)。グラウンドは他部活を共用で、週2回の使用。限られた時間を有効に使い、練習に励む。「全員野球、全力疾走」を練習から体現している。 2018年11月号掲載...
拓大一の門を叩く選手が増えている。3年生部員は8人だったが2年生は21人。今春には25人の1年生が加入し、チームは活気にあふれている。来春に25人以上が入れば、70人を超える組織となる。松井貴寛監督は「人数が増えたからといって自然に強くなるわけではありません。ここからがスタートです」と謙虚に足元を見つめている。 201...