栃木工は、今春大会準決勝で作新学院を3対1で下して、チーム力の高さを示した。日向野久男監督率いる栃木工は2016年春にも作新学院を倒すなど“作新キラー”となっている。日向野監督は「まずは名前負けしないことが大切。選手には『ビビるな。大丈夫だ!』と常に伝えている。ただし、夏の作新を倒さなければ本物とは言えない」と、夏大会...
2019年7月号の記事一覧
1907年の当時の学校長・笹川臨風が校訓としてしたためた言葉。「瀧の原主義は人物を作らんとするにあり~」と、瀧の原男児の形成を追求する。宇都宮野球部は、この言葉を行動規範としてベンチに掲げている。篠崎淳監督は「人間形成が野球の上達につながっていく」と信念を貫く。 2019年7月号掲載...
高崎商には今春、32人(女子マネージャー3人)の1年生が入部しハツラツとした表情で練習に励んでいる。野球部は彼らが3年生となる2021年度に創部100年の節目を迎える。この選手たちが、高崎商の新たな時代を担う。 2019年7月号掲載...
前橋商の新グラウンドが前橋市上佐鳥町に今春完成した。3月28日にグラウンド開きが行われ、高崎商との練習試合が「こけら落とし」となった。住吉信篤監督によると、水はけが良く、効率良く練習できるという。選手たちは、この新グラウンドから甲子園を目指す。 2019年7月号掲載...
弥栄のスローガンは「志進考動」。「志を成就するには、考えて行動することが求められる」という意味だ。選手たちは、グラウンド脇に掲げられた言葉を毎日見ながら練習に励む。このスローガンを遂行した先に、甲子園がある。 2019年7月号掲載...
相洋は、穴部の専用球場で練習に励む。学校から、大雄山線で4駅。丘陵にあるグラウンドの周囲は、急勾配の山道が伸び、足腰のトレーニングには最適。選手たちは、坂道を走り、体力強化を図る。自然に恵まれた環境が、選手を成長させている。 2019年7月号掲載...
「今年のY校は個性あふれる選手たちの集団だ。能力の高い選手たちが、学年の枠を超えて競い合うことで、春以降、チーム力が一気に成長している。今年の夏は、ノーシードからの戦いだが、攻めて、攻めて、攻めまくるY校の野球を存分にみせたいと思っている」 2019年7月号掲載...
夏に向けて戦力は整ってきた。投手陣は、左腕・松田が最速141キロをマークするなどエースの風格が漂ってきた。夏大会前の練習試合では、全国強豪を力でねじ伏せるなど圧巻の投球を披露、夏に照準を合わせる。また投打の「二刀流」清野佑馬(3年=投手・内野手)の存在も心強い。打線は、中島主将、清野、田倉宏之助(3年=外野手)のクリー...
2016年夏の甲子園初出場を記念して造られた石碑。その年の冬に野球部グラウンドの脇に完成し、当時の部員たちの名前が力強く刻まれる。当時のメンバーたちが練習場に顔を出すこともあり、現在明治大野球部の米原大地投手からは「絶対にもう一回(甲子園に)行って、今度は勝ってほしい」とエールを送られている。黒田主将は「自分たちも甲子...
城東は毎年、チームスローガンを背中に刻んだTシャツを制作している。去年は「剋」。今年は「挑」。峯岸佑主将は「今年の夏大会は、ノーシードから。 ゼロから“挑”む気持ちで、甲子園を目指す」と話す。 選手たちは、「挑」の一文字を背負い夏のグラウンドに立つ。 2019年7月号掲載...
小山台の選手たちは、「野球日誌」をつけている。練習や学校生活など、その日に感じたことを1日1ページで記していく。日誌は、福嶋監督らがチェック。優れた内容は全員にプリント配布している。安居院勇源(3年=投手)は「日誌は、練習の一部。日誌をつけることによって考えが整理できる」と、ノートに向かう。福嶋監督は「小山台は、野球日...