威圧感のある期待の巨漢4番 藤井道万(2年=内野手) 日大二の強力打線の中核を担うのが4番に座る藤井だ。 カナダ人の父を持ち、身長188センチ、体重95キロの立派な体躯から鋭いスイングを繰り出す。「4番は藤井しかいない。大きいし、目立つ。威圧感がある。意外と器用でバッティングに柔らかさがある」とは田中監督の評。「中距離...
2020年12月号の記事一覧
今夏の代替大会ベスト16 自立し企画する伝統進学校 伝統進学校・清水東がじわじわと力を蓄えている。 今夏の代替大会では15年ぶりに16強に進出。「自立したチーム」を掲げる選手たちは、1977年春以来の聖地を目指す。(取材・栗山司)2020年12月号掲載 ■15年ぶりのベスト16進出 今夏の代替大会で2005年以来となる...
短時間で集中する 大代監督就任後、「自宅で勉強する時間を確保したい」と練習時間の大幅短縮に踏み切った。午後7時には必ず校門を出るため、1時間30分で終了する日も。「時間は短くても効率的に行って集中力を高めている」と石垣主将。 グラウンドでは全員がワンプレーに集中し、帰宅後は自宅や学習塾で3時間ほど机に向かっている。...
磯部隼人(2年=投手)主将のチーム分析 チームとして戦うスタイル 「選手一人ひとりの力は小さいですが、チームとして戦うことで強豪撃破を狙っています。打力、守備力などまだ足りない部分がありますが、冬の練習で補っていきたいと思います。森山監督が勝つための戦略を考えてくれるので、それが試合で実行できるように練習を積んでいます...
青山学院「団結力」 夏の独自大会は「参加辞退」 今秋は5年ぶりの都大会出場 青山学院は、コロナ感染拡大防止策として2020年夏の独自大会参加を辞退した。困難を乗り越えた選手たちは、この秋、5年ぶりに予選を突破し都大会出場を果たした。 2020年12月号掲載 ■渋谷のド真ん中でトレーニング 青山学院は、渋谷のド真ん中...
森永夢士(2年=二塁手)主将のチーム分析 機動力と一体感が武器 「打撃は4番の切無澤諒也、投手はエース金井優輝が中心となって戦っていきます。守備は細かいところが課題です。機動力と一体感を武器に私学強豪を倒すことが目標です。冬に力をつけて春・夏に結果を出したいと思っています」...
日体大荏原・相原健志監督 人間的成長がすべてです 野村克也さんの『人間的成長なくして技術的進歩なし』という言葉がすべてだと思っています。 そのためには学校生活から見つめ直さなければいけない。選手たちは、今季のテーマとして『凡事徹底』を決めました。自分たちで決めた目標を追求することが結果につながると考えています。 【監...
秋の悔しさを春・夏へ 全員でつなぐ野球で一戦必勝 秋季大会1次予選決勝で惜敗した日体大荏原。上位を狙える力を秘めていただけにショックは小さくなかった。 悔しさを糧にするチームは「凡事徹底」を今季のテーマにして、グラウンドだけではなく学校生活から細部にこだわっていく。 2020年12月号掲載 ■まさかの予選敗退 秋季大会...
浜松日体・杉田享監督 選手たちが考えたことを徹底する 文武両道を実践する中でテーマとして掲げているのが『考動(こうどう)』という言葉。 『考えた結果なら何か残る』と自主的に考えて動く野球部を目指している。この秋は、その選手たちが決めたことを全員で徹底することができた。 県大会に出場し、1勝を挙げたことは選手の自信になっ...
月間3万スイングで打力アップ 創部58年目で初の県大会 浜松日体が今秋、創部58年目で初の県大会出場を成し遂げた。チームは「考動(こうどう)」をテーマに自分たちで考えて動いていく。 2020年12月号掲載(取材・栗山司) ■県初出場で勝利を掴む 浜松日体は今秋、創部58年目にして初の県大会出場を果たした。そして、県大...
関東大会初戦で大逆転勝利 「選抜王手」も進撃止まる 神奈川2位で関東大会へ出場した鎌倉学園が初戦で昌平(埼玉1位)に勝利、準々決勝に駒を進めたが、専大松戸(千葉3位)に惜しくも敗れた。 2020年12月号掲載 ■初戦は昌平に11対7で勝利 初戦・昌平戦は、圧巻の逆転劇だった。 鎌倉学園は緊張があったのか、やや硬い立ち上...
最速132キロの奪三振マシーン 宮村一輝(1年) 秋季大会躍進の原動力となった1年生エース。 邑楽中時代は群馬県選抜に選出され、私学強豪からいくつかの誘いを受けた。しかし、地元・館林高進学を決断。新チームで迎えた秋季大会では準々決勝までの4試合で28奪三振を記録。準決勝では健大高崎に敗れたが、大会を通じてのピッチング...