練習を通じて自立した選手へ。 甲子園は消えても目指す野球は変わらない 時代は変われども専大附が目指す道は変わらない。 どんな状況になっても「揺るぎない信念」で野球道を貫いていく。 2020年7月号掲載 (取材・伊藤寿学) ■ 自分で自分を追い込め 2014年夏にはベスト8に進出。 2016、2018夏もベスト16まで勝...
2020年7月号の記事一覧
横浜隼人・水谷哲也監督 「甲子園はなくなってしまったが、野球で学んだこと・仲間・チームを大切にする心・だれかのために頑張る気持ちはなくならない。 今こそ、成長した姿をみせるとき。 君たちの代は、コロナに立ち向かった特別な学年。 素晴らしい終わり方ができるように考えたいと思います」 2020年7月号掲載 【監督プロフィ...
2020年の横浜隼人のチームスローガンは「心翔奇跡」。心を羽ばたかせることで奇跡を起こすという意味だ。選手たちは、野球技術だけではなく、心を成長させることで、結果を導く覚悟だった。コロナ禍によって甲子園大会が中止となった今、選手たちにとって「心翔奇跡」は人生のスローガン。隼人の球児たちは、それぞれの人生で奇跡を起こす。...
「大人のチーム」への変換期。 甲子園中止でも隼人の戦いは終わらない 横浜隼人は 「大人のチーム」 を目指してチーム改革を実行した。 自由を与えることで選手たちに自覚が生まれ、チームは確かに変わっていった。 2020年7月号掲載 (取材・伊藤寿学) ■ まさかの「髪型自由」 改革のシーズンとなるはずだった。 2017年ま...
千歳丘・秋本則彦監督 「いまできることを継続」 「甲子園へ続く大会はなくなってしまいましたが、大会の有無に関わらず、いまできることを継続していくことが大切だと思います。 これまでの練習は無駄にはなりません。 コロナ禍の状況ですが、選手たちはだれ一人辞めずに努力してくれています。 そこにも選手たちの心の成長を感じました。...
甲子園がなくなってしまったことは残念ですが、いつまでも悔やんでも仕方がないので、気持ちを切り替えています。 代替大会を企画してもらっているので、残り約1カ月ですが、感謝の気持ちを忘れず全員で準備していきます。 自分たちのスタイルは一戦必勝なので、目の前の試合に全力でぶつかり、勝ち上がりたいと思います。 僕らが良い試合を...
2019年11月に新校舎が完成。 新たな環境で挑むはずだった夏 2019年11月に新校舎が完成し新たな学校環境となった千歳丘。 チームには新たな活気が生まれていたが…。 2020年7月号掲載 (取材・伊藤寿学) ■ 2年前から部員増でチームに活気 2012年夏の東東京大会(現在は西東京)でダークホースとなるベスト8入り...
2020年の岩倉のチームスローガンは「Don’t worry,Be happy」。これまでは「俺がやる」「氣を効かせ」などの日本語の檄文だったが、今年は趣を変えた。そしてサブテーマは「令和時代のリーディングチームへ」。チームは時代の変化に合わせた変革を試みた。甲子園がなくなった今、「Don’t worry,Be hap...
岩倉・豊田浩之監督 「一人ひとりが高校野球を背負っている」 「6月に学校、部活が始まったが、コロナ感染防止の意識を忘れてはいけない。 一人ひとりが、高校球児の希望である代替大会開催の責任を背負っている。 選手たちは、高野連登録選手として自律した行動をしなければいけない。 限られた日数、時間での練習になるが、その中で何が...
残り1カ月、最高の夏へ。 感謝の気持ちで全力勝負 岩倉は6月6日に選手全員が練習場に集まり、再始動のためのグラウンド整備を行った。 甲子園大会はなくなったが、球児、そして野球人としての戦いは続く。 2020年7月号掲載 (取材・伊藤寿学) ■ 昨秋の悔しさを糧に 秋のリベンジ。 それが岩倉のモチベーションだった。 昨秋...
堀越主将がチームのまとめ役ならば、投打の中心となるのが溝口(写真右)と吉井(写真左)の2人だ。 4年前の早稲田実戦を神宮球場で観戦した左腕の溝口は、中学時代に世田谷西リトルシニアで木下幹也(横浜)の控え投手兼外野手として日本一を経験して八王子へ入学。 投球術と制球力が武器だが、昨秋の日大三戦では「一番大事なところで甘...
八王子・安藤徳明監督 「野球は勝ち負けだけじゃない」 「甲子園が中止になったことは残念ですが、いつまでも悔やみ続けていても仕方がない。 どこかで踏ん切りをつけて、前を向かないけない。 3年生たちに改めて考えてもらいたいことは、そもそも自分が野球を好きだから野球をやって来たのだということ。 例え、『甲子園に行く』という目...