8年ぶりの夏初戦敗退からの再出発 太く、力強い、進化した「束」になる 文武両道を推し進めながら最激戦区・神奈川で存在感を示す“公立の雄”相模原。今夏の悔しさをバネにチームは大きく成長し、進化しようとしている。(取材・三和直樹) ■初戦負けから新たなチームへ 力を発揮できなかった。初回に5点を失って主導権を奪われると、7...
2021年10月号の記事一覧
Pick up/水出裕介 (2年=中堅手・投手) 3番打者と投手兼任の投打のキープレーヤー。パワフルなプレーが魅力 Pick up/清水陽斗 (2年=遊撃手) 巧みなグラブさばきをみせる遊撃手。攻守のタスクを忠実に果たす Pick up/小此木完太 (2年=捕手) 身長182センチの大型捕手。フルスイングからの強打と強...
今夏の東東京大会で初ベスト8 さらなる成長を誓う新チーム 淑徳は今夏の東東京大会で初のベスト8へ進出した。レギュラー5人が残った新チームは、高い志で新たなスタートを切っている。 ■接戦を制して8強へ進出 2021年夏の快進撃がいまも脳裏に焼き付いている。淑徳は今夏の東東京大会で接戦を次々と制してベスト8まで駆け上がった...
エース/清水辺琉輝(2年) 伸びのあるストレートとブレーキの効いたカーブが武器のエース 主砲/菊地仁(2年=三塁手) 骨太の体から迫力のスイングをみせるスラッガー。守備も軽快だ ピックアップ/大原銀太(2年=遊撃手) 鋭い打球を放つリードオフマン。野球センスでチームを牽引 ...
高校球児STORY 帝京 武藤闘夢前主将(3年) =みどり市立笠懸中(桐生ボーイズ)出身 名門での戦い、涙の終焉 キャプテンとして完全燃焼 東京・東東京の名門・帝京の前チームでキャプテンを務めた武藤闘夢。群馬県出身で中学時代は桐生ボーイズでプレー、高校進学時に全国制覇3度を誇る帝京を選択し、都内へ出た。今夏はキャプテ...
エース/金子陽翔 (2年=投手) 176センチ76キロの右の本格派。最速138キロのストレートに、落差のあるスライダーで勝負していく。「チームにリズムを与えるようなピッチングをして勝ち上がっていきたい」。発展途上のエースが躍進の原動力になる。 ピックアップ/小林呼太郎 (2年=中堅手) 走攻守の三拍子揃ったプレーヤー...
ピックアップ/菊地康介(2年)・小林理瑛(1年) ・近藤優樹(1年) 全員180センチ超えの「三本の矢」 毎年、「打」の印象が強い相模原だが、新チームには3人の大型右腕がいる。全員が身長180センチ超え。エースナンバーを背負う小林は、独特の軌道でリズムの良いピッチングを展開する右サイドハンド。その小林をライバル視する近...
作新学院 「打ち合いで涙」 10大会連続16回目の出場 8回に執念で一時同点も力尽きる 作新学院が第103回全国高校野球大会2回戦で高松商と対戦した。中盤以降に得点の奪い合いになったが惜しくも敗れた。 作新学院は10大会連続16回目の夏甲子園となった。2016年にはエース今井達也(現西武)、投打の要だった入江大生(横...
山岸廉尊 主将(2年=内野手)のチーム分析 負けない野球で勝つ 「守備からリズムを作り、そのリズムを攻撃に生かすチームを目指していきます。投手陣は夏を経験した鈴木脩矢と吉田優飛が中心となり、野手は自分と副主将の山本和輝で引っ張っていきます。池田監督が就任してから取り組んでいる『打てなくてもどうやって点を取っていくか』を...
世田谷学園 「その先へ」 今夏四強進出、東京ドームでプレー スケールアップで目指す甲子園 世田谷学園は今夏、ノーシードからベスト4へ進出し東京ドームでプレーした。2年生たちは先輩たちのレールを引き継ぎながら、さらなる飛躍を目指す。 ■今夏躍進の秘密とは? 世田谷学園は今夏の西東京大会で快進撃をみせてベスト4進出を成し...