豊多摩・平岩了監督 制限下でも選手は成長している 「コロナ禍で練習が制限された中ですが、自分たちで何をすべきかを考えて、それぞれが成長していくことが大切です。時間が限られる中で1日の練習を大事にして、最後の夏に挑んでほしいと思います。試合で力を発揮してくれることを期待しています」 【監督プロフィール】1961年生まれ。...
2021年6月号の記事一覧
進化のダブルエース 池田晴人(3年)& 馬渡優太(3年) 今チームの命運を握る2枚看板。ゲームメイク能力が高い池田は、落差のあるスライダーを武器に打たせて取るタイプ。一方、快速球が武器の馬渡は力でねじ伏せるタイプ。田中監督は「この2人が成長して希望が持てるチームになってきた」と期待を寄せる。特に馬渡は冬の自粛期間中に自...
季都大会ベスト16 コロナ制限下で目指す甲子園 日野が春季都大会でベスト16となった。緊急事態宣言の影響で練習が大幅に制限された中でも選手たちはあきらめない。都立の星は、コロナ禍でも甲子園を目指す。 ■都立の意地をみせる 今冬の緊急事態宣言中、都立では練習ができなかった。日野の練習が再開したのは春季大会2週間前の3月...
サウスポー宇山 絶対エースの安定感 困難を乗り越えてチームは強くなる 秋準優勝の日大三が春季都大会準決勝で二松学舎大附に逆転勝利、秋春2大会連続で決勝進出を決めた。決勝は延期になっているが、チームは夏に照準を定めて突っ走る。 ■進化の過程を示す舞台 日大三は昨年の秋季都大会決勝で東海大菅生に敗れて惜しくも準優勝となっ...
準決勝で菅生を下して決勝へ 投打にスケールアップしたチーム 関東一が春季都大会準決勝で東海大菅生を下して決勝へ進出した(決勝は延期)。一戦ごとにたくましさを増したチームは、投打にスケールアップした姿をみせた。 ■全員が主役のチーム 東東京の雄・関東一が、盤石な戦いで決勝戦へ駒を進めた。それぞれが個人として力を備えている...
四ツ葉・玉村・榛名・ 富岡実・下仁田・板倉 連合チーム初の2勝 6チームで「心を一つ」に 四ツ葉・玉村・榛名・富岡実・下仁田・板倉が 春季大会で県内公式大会連合初の「2勝」を挙げた。6チームの選手たちの気持ちが一つになった。 ■連合オールスターチーム 連合チームの力は、もはやあなどれない。部員減少に直面する四ツ葉・玉村...
「名門復活の狼煙」 準決勝で静岡を撃破し実力誇示 沢山&榊原のダブルエースが掛西を牽引 掛川西が春季高校野球静岡県大会で準優勝となった。この夏は沢山優介、榊原遼太郎のダブルエースを軸に名門復活を狙う。(取材・栗山司) ■昨秋の悔しさを原点に 今年の掛川西は2人の好投手に注目が集まる。左腕の沢山優介(3年)は身長185...
「先手必勝 春頂点」 猛打爆発6回目の春優勝 5試合中4試合が2ケタ得点 佐野日大が強力打線を前面に出した戦いで春季栃木県大会を勝ち抜き、2年ぶり6回目の優勝を飾った(昨年春季大会は中止)。(取材・永島一顕) ■準決勝では白鷗大足利撃破 佐野日大が猛打を武器に勝ち上がった。 初戦の栃木商に10対0の5回コールド、2回戦...
「再建へ」 秋春2大会連続ベスト4 名門再建への確かな手応え 横浜が春季高校野球神奈川県大会準決勝で桐光学園に敗れてベスト4となった。2大会連続4強となったチームは再建に向けて歩み続ける。 ■村田監督体制2年目 村田浩明監督体制2年目、チームは土台作りを進めている。横浜は、コロナ禍の2020年4月にOBの村田監督が指揮...
桐生南・桐生西の学校統合で新たなスタート 新ユニフォームでの「初陣」でハツラツプレー 桐生南と桐生西が学校統合して生まれた「桐生清桜」。2チームが一つになったチームは新ユニフォームでの「初陣」となった大会でハツラツのプレーをみせた。 ■チームカラーは紺と桜色 「桐生清桜」は2021年4月に、桐生南と桐生西が学校統合して...
「あの夏を超えろ!」 春ベスト4は夏への序章 王者・東海大相模に3発応戦も惜敗 日大藤沢が春季高校野球神奈川県大会で準決勝へ進出。選抜全国制覇・東海大相模に敗れたが、確かな足跡を残して大会を去った。この結果は、夏飛躍への序章となるだろう。 ■4番・柳澤大空衝撃2発 準決勝・東海大相模戦では結果的に5対14というスコア...
「準優勝復活の狼煙」 12年ぶりの関東大会へ 準々決勝で健大高崎撃破 農大二が春季関東高校野球大会群馬県予選で快進撃をみせた。甲子園出場計8度の伝統校はコロナ禍でじっくりと力を蓄えていた。 ■準々決勝で「勝ち名乗り」 2009年夏以来甲子園から遠ざかるチームは2020年のチームから佐々木武監督が指揮を執る。秋季大会は...