【チームレポート】慶應義塾 3年ぶりの夏シード。3年ぶりの甲子園&全国制覇へ投打充実
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3年生と2年生の力を融合し化学変化

3年ぶりの甲子園&全国制覇へ投打充実

 

 

慶應義塾が春季高校野球神奈川県大会で3年ぶりにベスト4となった。大きな可能性を秘めたチームは、全国制覇を成し遂げた2023年夏以来の第1シードとして夏大会へ向かっていく。

 

高校野球新時代の旗手

慶應義塾は2023年春県大会で優勝して第1シードで夏の神奈川大会へ臨むと甲子園切符をつかみ取った。「高校野球の常識を変えていく」。笑顔全開で甲子園に乗り込んだチームは、大村昊澄主将、丸田湊斗、延末藍太 らを軸に進撃を見せていった。沖縄尚学、土浦日大などに勝利して決勝へ進出すると、ファイナルで仙台育英と対戦。大舞台で「エンジョイ・ベースボール」を体現したチームは決勝を制して、107年ぶりの2度目の全国制覇を成し遂げた。慶應義塾は高校野球新時代の旗手としての立場を確立した。

 

甲子園優勝の翌春入学の選手たち

過去2年は、チームとして勝ち上がることができずに悔しさを噛み締めた。今年の3年生は、甲子園優勝の翌春に入学してきた選手たち。その選手たちが今春にハツラツとしたプレーでベスト4進出を果たした。今季のチームは、徳留海主将、大棒琉雅、八百板直の3年生を軸に、湯本琢心、渡辺英亜ら世代屈指の実力を秘める2年生プレーヤーが揃う。大きなポテンシャルを秘めたチームは2回戦で茅ケ崎北陵に勝利すると、3回戦では秋準優勝の法政二と対戦。伝統校同士の対戦では、投打の二刀流・湯本が先発して5回無失点の投球をみせると、打撃では3ランを放つなど投打に出色の活躍で7対3の勝利に貢献した。

夏に向けて経験値を高める

 実力を誇示したチームは4回戦で横浜清陵に快勝して8強入りを決めると準決勝では秋ベスト4の立花学園に7対4で競り勝つと3年ぶりに準決勝進出を決めた。準決勝・横浜創学館戦では湯本が先発し5回途中3失点。決して悪い内容ではなかったが打線が援護できずに1対4で屈した。決勝進出はならなかったがレギュラーの大半を2年生が占める若きチームは、夏に向けての経験値を高めた。2年生ながら投打の軸を担う湯本は「全国制覇後にずっと悔しい思いをしてきたのでこのチームでもう一度甲子園へ行きたい」と力を込めた。慶應義塾の新たな挑戦が始まろうとしている。

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