2019年夏3回戦二松学舎大附戦で殊勲の決勝2点本塁打を放った俊足・巧打のリードオフマンだ。
左右両打ちが特長で、左では広角に打ち分け、右では長打が狙える万能型。
二松学舎大附戦では右打席でレフトスタンドに打球を放り込んだ。
転機は、春の練習試合で、自身のエラーで負けたこと。
このままではいけない。
佐野は、日常生活から見直し、野球に打ち込んだ。
それが大一番での快打につながった。
「3年生に迷惑をかけてきたので自分の力でなんとかしたかった。
二松学舎に勝ったのは自分のホームランではなく、チーム全体の力。
3年生の戦いを引き継いで、甲子園に行けるチームにしたい」。
佐野は、新チームの主力として高みを目指す。