
文京 天下無双
2022、2023年夏に2年連続ベスト8
いざ夏開幕、文京は天下を取りにいく
2022、2023年夏に2年連続ベスト8進出を成し遂げた文京。昨夏ベスト16入りのメンバーが残るチームは、過去最高の8強を超えて、突き抜けていく。
2023年夏の8強後に入学した世代
夏に強さを発揮するチームだ。2022年夏には初戦の2回戦で岩倉を撃破して勢いに乗ると5回戦で葛飾野に勝利して初のベスト8進出を果たした。翌2023年夏には3回戦・芝戦では延長戦でのサヨナラ勝利。4回戦でも延長12回の激闘を4対3のサヨナラで制するミラクル劇を演出。5回戦では立志舎に2対0で競り勝って2年連続の8強進出を果たした。
今年の3年生は、中学時代に文京の快進撃を見て2024年春に門を叩いた選手たち。先輩たちの8強を超えて頂点を目指す心意気を備えている。
秋初戦敗退からのチャレンジ
昨夏は主軸の矢澤直人(今年3年=捕手)が大会中に負傷するアクシデントがあったが、3回戦で高島、4回戦で城東に逆転勝利して5回戦へ進出した。ベスト8進出をかけて江戸川と対戦したチームは、ロースコアの戦いで執念のプレーを見せたが0対3で敗れた。
大会後のラストミーティングで先輩たちからタスキを受けた選手たちは、主砲・矢澤、戸祭響主将(3年=中堅手)を軸に始動した。秋都大会では、投手陣が不安定となり小岩とのシーソーゲームに6対8で敗れた。悔しさを糧に努力したチームは、秋大会後に小岩に練習試合を申し込み、リベンジ勝利を果たしてオフシーズンに入った。
自慢の打撃力で相手を圧倒する
春大会は1回戦で板橋、2回戦で千歳丘の都立実力校に勝利して、夏シードをかけて3回戦・安田学園戦に臨んだ。だが、初回に4失点すると流れを取り戻せずに0対9で屈して、出直しを迫られた。夏飛躍の鍵を握るのは、エース西村盾(3年=投手)を軸にした投手陣だ。さらに、矢澤、佐藤蒼汰(3年=一塁手)ら打撃陣がチャンスで打てるかが焦点だ。春は俊足巧打の1番・戸祭主将、強打の2番・矢澤の攻撃的布陣をテスト。1、2番が機能すればチャンスは広がっていく。
矢澤は「ピッチャーが何点取られても、打撃で取り返して、相手を圧倒していきたい」と自信を見せる。今年のスローガンは「天下無双」。戸祭主将は「今年の3年生は力のある世代。全員の力を結集して高みを目指す」と闘志を燃やす。文京は、灼熱の東東京で、高らかに天下を取りにいく。










