今夏西東京で学校初の3勝 名門附属校の新たなチャレンジ 中大杉並は、今夏の西東京大会でベスト16進出を果たした。 そして4回戦では東海大菅生と1対2の熱戦を繰り広げた。 名門附属校の新たなチャレンジが始まっている。 2020年11月号掲載 ■2019年夏からOB指揮官 2018年度までは、大学生コーチが1年ごとに指導し...
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日大櫻丘・佐伯雄一監督 「環境」+「人」で勝負 2017年冬に練習グラウンドが完成したことで、意欲的な選手が集まってくるようになっています。 ただ環境だけでは選手は伸びません。 助監督・浅賀大貴、部長・山本皓介に加えて、投手コーチ・佐伯大知、フィジカルコーチ・原田一志の4人のスタッフが選手たちを指導しています。 チーム...
夏の経験をチームに還元したい 佐藤有真主将(2年=右翼手) 3年生主体で臨んだ夏の西東京大会で唯一メンバー入りした外野手。 小柄だが、パンチ力ある打球を飛ばす。 新チームではキャプテンに指名されて、チームメイトとともにチームの土台を作っている。 始動直後の練習試合では苦戦が続くが、夏の経験をチームに還元する。 佐藤有真...
静岡商・髙田晋松監督 今年の夏は3年生のための大会だと捉え、あくまで3年生のみで戦った。 下級生は経験値が少なく、突出した選手もいない。だからこそ新チームでは守備を1から鍛えている。 その上で攻撃は、バントやエンドランなどの機動力を絡ませながら全員でつないで得点を奪っていきたい。 往年の『静商野球』のスタイルに原点回帰...
春夏12回の甲子園出場を誇る名門 打撃力を武器に目指す聖地 昨年夏、秋ともに甲子園まであと一歩に迫った文星芸大附。 先輩たちの悔し涙をみてきた新チームの選手たちは、甲子園への強い思いをグラウンドで表現していく。 2020年度10月号掲載 (取材・永島一顕) ■甲子園の夢まであと一歩 文星芸大附は、髙根澤力監督が主将で四...
BCリーグ栃木ゴールデンブレーブス 新加入(元カブス、ソフトバンク etc) 川﨑宗則 1981年鹿児島県生まれ 鹿児島工―福岡ダイエ―(ソフトバンク)―MLBマリナーズ、ブルージェイズ、カブスーソフトバンク―台湾味全。2004年最多安打、盗塁王。2006ワールドベースボールクラシック日本代表 契約更新(元ツインズ、阪...
新エースの誓い 中澤大賀(2年=投手) 中澤大賀は新チームでエースナンバーを背負う。 同じ左投げでも前チームの髙田琢登(3年)とは異なり、中澤は打たせてとる投球が身上だ。 「自分は琢登さんのように三振でアウトを取るピッチャーではないので、野手に助けてもらってアウトを取る意識です」。 秋の中部大会では「プレッシャーと緊張...
現チームでは、「マシンシート」と呼ばれるケースバッティングを多く取り入れている。走者を置きながら場面を設定。打者がマシン相手に打ち、守備と走塁の判断力を磨いている。一つひとつのシチュエーションに対し、髙田監督と選手が確認し、プレーの質を高めていく。...
実践学園・沢里優監督 5年後、10年後を見据えて 絶対に甲子園に行くというよりも、卒業してからさらに上のレベルで通用する選手を育てたい。 18歳で野球を辞めてしまうのはもったいないです。 選手としては高校を卒業してからもっともっと伸びていく。 たとえ今、甲子園に出るような高校の選手たちに勝てなくても、将来的に上回るよう...
先輩たちが戦った特別な夏 自分たちの代でさらなる進化を証明する 近年、メキメキと力をつけてきた実践学園。 24年ぶりにベスト8まで勝ち上がった今夏の経験と思いを受け継ぎ、期待の2年生たちが新たな戦いをスタートさせた。 2020年度10月号掲載 (取材・三和直樹) ■コロナ禍を戦い抜いた3年生たち 特別な夏だった。 コロ...
長瀬和志主将(投手) 新村陽大(捕手) 長瀬和志主将(2年=投手)と新村陽大(2年=捕手)は、栃木商復活の鍵を握るプレーヤーだ。 長瀬主将は、投手と野手でプレーする攻守の大黒柱。 130キロの直球と縦スライダーで勝負する度胸派。 エース井崎玲央(2年)が負傷離脱していた中、交流戦・国学院栃木戦で先発すると1失点完投勝利...
1972年選抜甲子園優勝の歴史 今夏西東京16強は「復活の狼煙」 1972年選抜甲子園優勝の輝かしい伝統を持つ日大桜丘が復活の狼煙を上げた。 今夏の西東京ベスト16へ進出したチームは、 新たな歴史を紡ごうとしている。 2020年度10月号掲載 ■2017年冬に新グラウンド完成 1972年選抜で初出場初優勝という快挙を成...