こつこつ蓄えた力が夏に開花 粘り強さを武器に大健闘 掛川工が29年ぶりのベスト8に輝いた。準々決勝では選抜出場の日大三島を相手に5対8と健闘し、成長を示した。 ■快進撃でベスト8へ 29年ぶりとなるベスト8進出を果たした。 4回戦ではシード校の掛川東と対戦。エース左腕の杉井俊介(3年)が得意のスライダーを武器...
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- 神奈川/静岡版 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 21
神奈川/静岡版の記事一覧
逆境に負けず絶対に諦めない戦いを体現 準決勝は健闘もタイブレークで涙の敗戦 掛川西が最後の夏をベスト4で終えた。春季大会は出場辞退となっただけに、今大会は多くのファンが注目した。静岡、日大三島など強敵相手に締まった試合展開で最後まで諦めない姿勢を貫いた。 ■逆転で名門対決を制す 春の大会は新型コロナウイルスの影響で...
決勝戦9回裏の劇的サヨナラ勝利 萩宗久が土壇場で殊勲の決勝打 横浜が2年連続で神奈川の頂点に立った。春ベスト8で夏大会を迎えたチームは、一戦一戦で成長。決勝戦で東海大相模にサヨナラ勝利し甲子園切符をつかみ取った。 ■渾身のヘッドスライディング 決勝・東海大相模戦は、横浜のエース杉山遙希と、東海大相模のエース庄司裕...
春甲子園からさらにパワーアップ 全員野球で静岡の夏制覇 第104回全国高校野球選手権静岡大会は、日大三島が33年ぶり2度目の優勝を果たし、春夏連続の甲子園出場を決めた。 ■強化練習でレベルアップ 全員野球を掲げる日大三島が33年ぶり2度目の頂点に立った。 春の選抜大会は金光大阪に0対4で敗退。その後、永田裕治監督...
決勝戦でサヨナラ負け、王座奪還ならず 東海大相模が第104回全国高校野球選手権神奈川大会決勝で横浜に0対1のサヨナラで敗れて準優勝となった。東海大相模は昨年の選抜大会で全国制覇したが昨夏はコロナによって大会途中で辞退。夏大会後に門馬敬治監督が勇退して、昨秋から原俊介新監督となった。今夏は、原監督の夏初陣となったが、決...
エース久保を軸にトーナメント駆け上がる 春のベスト4を超え堂々準優勝 17年ぶりに夏決勝の舞台へ上がった静清。チームの主軸であるエース久保の疲れもみられた中、一丸となって戦った選手たちには称賛の拍手が送られた。 ■エース・久保の奮投 バッテリーを中心とした堅いディフェンスに、確実に1点を奪いにいく野球で勝ち上がっ...
戒能大翔 主将(3年=内野手) 積極的な走塁で勝利導く 「守備はエースの望月琉要が中心となり、粘り強く守っていきます。打線は4番の松田碧海が軸となり、初回に得点を奪うことが多いです。意識しているのは常に1死三塁のシチュエーションを作ること。走者一塁のときはバントのサインはほとんどなく、走れる選手は走り、走れなくても相手...
掛川東・世古雄馬監督 選手たちは成長し続けている 「春の大会は1戦ごとに子どもたちが逞しくなっていってくれた。どんな場面でも気持ちを切らさずに、最後まで諦めなかった。よく成長してくれたと思う。ただ、子どもたちはここで満足していない。大会後、子どもたち自身で新たな課題を見つけて取り組んでいる。春以上にいい夏にしていきたい...
エース 浜田大翔(3年) 最速143キロのストレートと緩い変化球のコンビネーションが光る魂の右腕エース Pick up 塩沼充(3年=二塁手・遊撃手) 木下騰吾(3年=一塁手・投手) 三浦豪大(3年=中堅手) 間瀬智基 主将(3年=捕手)のチーム分析 夏にすべてをぶつける 「エース浜田を軸に守備からリズムを作り攻撃へ...
我慢と努力の2年半 “必笑野球”を貫いた先にあるもの “名将”土屋恵三郎監督が率いる星槎国際湘南。コロナ禍が続いた今年のチームも元気ハツラツに最後の夏を迎えた。(取材・三和直樹) ■成長した姿を親に見せる コロナ禍の中で過ごした2年半は、中止、禁止、規制、制限の連続だった。それでも今夏、スタンドには多くの観客が訪...
春夏甲子園35回出場の名門 2年連続の夏甲子園へチーム一丸 昨夏の神奈川覇者・横浜は、秋大会3回戦時点でコロナによって辞退となり、春はベスト8に終わった。試練を乗り越えてきたチームは、揺るぎない結束力を武器に夏連覇を目指す。 ■夏のクライマックスへ 昨夏の保土ケ谷球場での決勝戦で、横浜の選手たちは歓喜の輪を作った...
松山拓馬 主将(3年=外野手) 春の悔しさを糧に王座奪還へ 「どんな状況でも『アグレッシブベースボール』を貫き、攻守に攻撃的な野球を実践するチームです。打撃は1〜9番までどこからでも得点が奪える打線。投手陣はエース求航太郎を軸に安定しています。春大会準々決勝で負けているので夏はもう一度優勝して神奈川の王座を奪還します...