秋季初戦敗退を機に仕切り直しを決意 一段階上の新しい姿を追い求める 名門・静岡商が「再スタート」を切った。秋季大会の結果を受け、課題を丁寧に洗い出した上で、チーム改革に取り組んでいる。(取材・栗山司) ■0からのスタート チームの原点は1つの負けにある。昨年の秋季大会は県予選で初戦敗退。清水桜が丘相手に先制点を挙げたも...
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神奈川/静岡版の記事一覧
浜松城北工・羽切政人監督 野球が大好きな選手たち 「この冬のテーマは個々の能力を高めること。トレーニングで体を作りながら、技術を上げて今年こそベスト8の壁を突破したい。野球が大好きで研究熱心な選手が多いのが特徴のチーム。21世紀枠候補に推薦されたことで、それに相応しいチームになるべく、今後も頑張っていきたい」 監督プロ...
鶴見大附・加藤正志監督 応援されるチームになっていく 「プロ野球の世界を2年間経験させてもらいましたが、勝つためには技術だけではなく人間的な土台が必要だと感じました。グラウンドだけではなく学校生活も大切にして、学校、地域から応援されるチームになりたいと考えています」 監督プロフィール 1989年神奈川県生まれ。東京実...
「チャレンジャー精神」で神奈川の頂点へ 執念の戦いをみせる「逆転の平学」 力強さと粘り強さを前面に出して戦う平塚学園。1998年の甲子園初出場以来、26年ぶりの甲子園を狙うチームは、チャレンジャースピリットを胸に大海原へ向かう。 ■巻き返しを誓う選手たち 神奈川の頂点を狙う覚悟はできている。1998年の西神奈川大会で優...
政近岳 主将(2年=三塁手) チームとして一つになる 「個人が持っている力は高いので、チームとして一つになっていくことが大切だと感じています。今年の特長は打撃力。1番・須藤佑太を軸に、しっかりとつないでつなげます。投手陣は鈴木雄飛以外のピッチャーが成長していることが収穫です。昨夏のベスト16を超えて甲子園を目指します」...
エース 星野駿司(2年=投手) 179センチ79キロのサウスポー。130キロ弱のストレートとカーブを駆使してゲームメイクする Pick up 村社陽斗(2年)/北畑皓基(2年)/吉田陸人(2年) 主砲 豊田陸琥(2年=一塁手) 広角に長打を放っていく主軸。コンタクト力が高く、状況に応じた打撃で役割を果たす...
工藤舜大 主将(2年=内野手) 盛り上がって一気に得点 「守備からリズムを作るチームです。投手はストレートとスライダーのコンビネーションで抑える髙林龍也、マウンドさばきのいい瀬戸口琉太、速球派の内山大輝が中心です。攻撃は走者を出したら確実にバントで送り、ヒット1本で還ってくるのが得点パターンです。盛り上がりのあるチーム...
主砲 茂木優太朗(2年=一塁手・投手) 状況に応じたチームバッティングで得点に絡む主砲。長打力と勝負強さで4番の役割を果たす エース 高野駿矢(2年) 最速134キロの本格派右腕。投手歴は浅いがポテンシャルは高く、2024年のブレイク候補だ...
静岡商・曲田雄三監督 目標は甲子園で校歌 「静商のプライドを持ち、その上でこれまでの静商の概念になかったことも取り入れながら、新しい静商を築いていきたい。最終的な目標は甲子園で校歌を歌うこと。秋の敗戦を必ず、夏の勝利につなげる」 監督プロフィール 1983年静岡県生まれ。静岡商-名古屋商科大。現役時代は内野手。2006...
エース/鈴木雄飛(2年) 最速142キロの本格化右腕で球質は2300回転をマーク。山本由伸(ドジャース)の体重移動を参考にピッチングに磨きをかける Pick up 須藤佑太(2年=中堅手) 抜群のコンタクト力をみせる神奈川屈指の好打者。1番打者として打線の起爆剤となる 村越仁郎(2年=一塁手) 迫力のスイングで長打を...
堀田康ノ介 主将(2年=中堅手) 強い気持ちを持って戦う 「今年のチームは、投打に力のあるチームです。自分たちの力を発揮するためにも、学校生活、寮生活から球児にふさわしい行動を取らなければいけない。僕たちは、チャレンジャー。すべての試合が最後のゲームという強い気持ちを持って戦っていきたいと思います」...
日大高・伊藤謙吾監督 新しいスタイルを確立する 「春から新基準バットが採用されるためロースコアの戦いが増えることが予想されます。全体的にパワーをつける一方で接戦に耐える忍耐力が求められます。機動力などを駆使して新しい日大のスタイルを確立していきたいと思います」 監督プロフィール 1972年東京都出身。日大明誠(山梨)...