秋初戦敗退からスタートしたチームが粘りの快挙目標の「甲子園ベスト8」に向け強化し続ける 第106回高校野球選手権静岡大会は、掛川西が26年ぶりの優勝を遂げ幕を閉じた。(取材・栗山司) ■秋初戦敗退からのスタート 7月29日12時33分。OBやファンが待ちに待った瞬間が訪れた。9回二死、エースの高橋郁真(3年)が中堅フ...
- ホーム
- 神奈川/静岡版 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 4
神奈川/静岡版の記事一覧
向上 2度のリードに成功も涙の惜敗東海大相模 土壇場で執念の逆転劇で決勝へ 神奈川大会準決勝で東海大相模と向上が対決し熱戦を繰り広げた。東海大相模が6対4で勝利したが、土俵際まで追い詰めた向上の戦いぶりには大きな拍手が送られた。 ■東海大相模が執念の逆転勝利 準決勝は今大会のベストゲームの一つだった。東海大相模は2年生...
武相:ベスト4敗退も古豪復活の福音横浜:奥村凌のサヨナラ打で決勝進出 横浜が神奈川大会準決勝で武相に2対1でサヨナラ勝ちした。互いの伝統とプライドがぶつかる激闘は1対1で9回まで進み、最後は横浜が勝利をたぐり寄せた。 ■武相 春県優勝の実力を証明 武相は春県大会で42年ぶりに優勝し、1968年以来の甲子園出場を狙って...
決勝戦で敗れ2年連続の準優勝王座奪還の夢が叶わず涙の幕切れ 横浜が神奈川大会決勝で東海大相模に4対6で屈して準優勝となった。昨夏の決勝で慶應義塾に屈していたが、2年連続決勝戦で敗れる結果となった。1・2年生の主力が多かった横浜は、涙を糧にはい上がって ■準決勝では武相にサヨナラ勝利 横浜は2021、2022年夏に連覇を...
激闘制して5年ぶり12回目V決勝戦では横浜に逆転勝利 東海大相模が神奈川大会決勝で横浜に勝利して5年ぶり12回目の優勝を果たした。春県大会準優勝で臨んだ今大会では投打に力強い戦いをみせ神奈川の頂点に立った。2021年9月に就任した原俊介監督にとって初の甲子園出場となった。 ■エース左腕・藤田、右腕・福田が実力発揮 5年...
春の王者は21年ぶりのベスト4夏の聖地へ一歩進めて後輩へ託す 第106回高校野球選手権静岡大会で、春優勝の加藤学園はベスト4で幕を閉じた。(取材・栗山司) ■4回戦で大逆転勝利 春の県大会を制した加藤学園。王者としての意地を見せた。4回戦は5回が終わって4点ビハインドの展開。それでも諦めなかった。6回に一挙6点を奪って...
春準優勝で夏の優勝候補に挙がるも準決勝で聖隷クリストファーに惜敗 第106回高校野球選手権静岡大会で、Aシードの静岡はベスト4で大会を去った。(取材・栗山司) ■最終回に力尽きたエース 涙のロッカールーム。まさかの結末を受け入れるのに時間がかかった。 準決勝はエースの谷脇健心(3年)が「夏の大会で一番調子が良かった」...
山下結風 主将(3年=外野手)全員でカバーし合う 「今年は去年の鈴木叶さんのようなすごい選手がいるわけではないので、全員でカバーし合うことを大切にしています。冬場の体作りで、スイング力が上がっています。それを実戦で発揮できれば、甲子園に近づくと思っています」...
エース/荒井快飛(3年)130キロ弱のストレートとスライダーを軸にテンポ良くゲームを進めていく制球派エース。チームのために投げ抜く「頼れる存在」だ Pick up/富岡煌陽(3年=遊撃手)堅実な守備でアウトを積み上げるショートストッパー。球際に強く、難しい打球をさばいてチームを救っていく...
「昨年の秋は淡泊な印象でしたが、一冬を越して粘り強く戦えるようになりました。『簡単に打ち取られないぞ、簡単に点をやらないぞ』という意識が出てきたと思います。全員で向かっていく気持ちを忘れないでほしいです」【監督プロフィール】1965年生まれ静岡県出身。静岡商-専修大。現役時代は内野手。大学卒業後、伊東商、静岡商、島田商...
篠崎大成 主将(3年=外野手) 勝利のために全力でプレー 「今年の翔陵は、チーム全員で粘り強く戦い接戦で勝っていくチームです。エースで主軸の上田里を中心に、勝利のために全力でプレーしていきます。チームスローガンは『信』。チームメイト、監督、コーチを信じて戦っていきます」...