監督&部長の二人三脚 甲子園を目指して成長を続ける 2018年秋にベスト8入りした光明相模原。3年生が抜けて少数精鋭となった中、チームは「挑戦」から「躍動」へと進化を遂げようとしている。(取材・三和直樹) ■敗戦の中の手応え 土煙が舞う。練習開始の合図とともに勢いよく駆け出した。相模川沿いにある専用グラウンド。冬の...
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- 神奈川/静岡版 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 53
神奈川/静岡版の記事一覧
三島南・稲木恵介監督 主体的、対話的な取り組みで成長 試合では120パーセントを目指すのではなく、いま持っている力を常に100パーセント出し切ってもらいたい。そのために、日々の練習では個々の能力を上げると同時に実戦力を養っている。秋の大会ではベスト4に進出し、新たな歴史を作ることができた。さらに、この壁を破るために、...
光明相模原・芝崎広之監督 価値観を変えられるように うちは他と比べると古風なチーム、昭和っぽいチームだと思います。勉強が得意でない子も多いですし、中学時代に野球で活躍した選手も少ない。でも、ここで頑張って練習して、成長して、この神奈川の頂点を目指し勝ち上がることができれば、彼らの中の価値観が変わるでしょうし、変えられる...
僕らを超えてほしい 加藤陸久 前主将(3年) 2020年夏は、相洋の絶対的主将としてチームを創部初の準優勝へ導いた。 決勝で東海大相模を土俵際まで追い詰めた原動力だ。引退後も練習に参加し、後輩たちにアドバイスを送る。加藤前主将は「2年生は秋ベスト8だったが、もっとできるはず。本気で野球に向き合って、僕たちを超えてほしい...
ダークホースから強豪へ 日々成長していく雑草軍団 神奈川のダークホースからワンランク上のチームへ進化を遂げる柏木学園。指揮官と選手の「情熱」と「信頼関係」がチーム進化の原動力だ。 [2021年1月号掲載] ■神奈川で勝つために 柏木学園では、上原幸太監督自らがバッティングピッチャーを務めている。 埼玉・鷲宮高時代に外...
静岡大成・横山力監督 本気になることで可能性が開ける 中学時代、注目されることがなかった選手にスポットライトを浴びせてやりたいと思っている。それが、高校なのか、さらに上のレベルになるのかわからないが、一人でも多く活躍する選手が出てきてくれればうれしい。秋の大会は、あと1勝で県大会出場を逃した。個々の能力は持っているが...
長井俊輔(2年=二塁手)主将のチーム分析 打撃の破壊力が武器 チームはタイプの違う打者が揃う打撃力が武器。投手陣も山岸翠、遠藤稔平のピッチャーが計算できる。ただ、守備でエラーが多いので守備強化は冬の課題。打線の破壊力を生かすためにも、細かな部分を追求していく。 [2021年1月号掲載] ...
柏木学園 Pick upプレーヤー 根来虎輝/原田祐輔 根来虎輝(2年=遊撃手) 堅実なプレーでチームを支える攻守の要。「柏木学園でプレーすることで人間として成長できている」 原田祐輔(1年=左翼手) 1年生ながらレギュラーを掴んだ頑張り屋。「勉強は得意ではないので野球で勝負したいと思います」 主砲/木村快星(2...
2004年に共学化、進化する野球部 県大会出場へ心技体改革 静岡大成は2004年の共学化に伴い、野球部が誕生した。 2020年秋県大会出場を逃したチームは春県大会出場、そして甲子園出場を目標に本気の意識改革を実行している。(取材・栗山司) [2021年1月号掲載] ■悔しい秋の敗戦 あと1勝の壁が高かった。 今秋の中...
二宮巧磨(2年=遊撃手)主将のチーム分析 攻守で“先手”を取っていく 秋季大会準々決勝で横浜にコールド負けしましたが、またまだ力が足りません。前チームの3年生のように際立った長打力があるわけではないですが、全員がしっかりとつないで得点が奪えるチームです。投手陣は、失点が多く、制球力が課題になります。 攻守で“先手”を取...
切れ味で勝負する巨体サウスポー 中島稔(2年=投手) 今秋の桐蔭学園戦で先発したサウスポー。身長175センチで、体重は「入学当初から5キロ以上絞って」の106キロ。「怖がることなくインコースに投げられた」という桐蔭学園戦は4回の先頭打者にヒットを許して降板するまで、3回イニングをパーフェクト投球。 芝崎監督は「もうひと...
注目1年生バッテリー 植松麟之介(投手)/深瀬涼太(捕手) スルガボーイズ時代からバッテリーを組む2人の息はピッタリだ。 右サイドスローの植松麟之介(写真右)は3歳上の兄・鳳太の姿を見て三島南へ。一方で強肩強打の深瀬涼太(写真左)は「麟之介と一緒に強豪私学を倒したい」と入学を決めた。 今秋、県大会の静岡戦、先発の植松は...