グラウンドの一塁側に今年、歴代野球部員の名前が掲げられた掲示板が建てられた。2月8日には野球部のOBや関係者が集まり、除幕式が行われた。54期生までのネームプレートが入り、平島樹主将は「自分たちも頑張らなければいけない」と気を引き締めたという。選手たちはOBの思いを背負いながら、新たな歴史を作ることを誓う。2020年7...
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神奈川/静岡版の記事一覧
文武両道を貫く県トップクラスの進学校。 仲間とともに「最後までやり切る」 昨年秋の中部大会敗者復活戦で常葉大橘を撃破した文武両道の進学校・静岡東。 甲子園の夢は叶わぬものとなったが代替大会ベスト8以上を目標に「最後までやり切る」覚悟だ。 2020年7月号掲載 (取材・栗山司) ■ 文武両道の進学校 近年は国公立大への進...
平塚江南にはチームを引っ張るキャプテンと、部室の管理など学校関係の仕事を行う部長が存在する。 部長の高橋宥大(3年=写真右)は、真面目な性格でナインの信頼も厚い。 エースの村松拓馬(3年=写真中央)はスライダーが武器の左腕。 「この冬は右打者へのインコースのストレートを磨いた。マウンドであの投手は怖いなと思われるぐらい...
平塚江南・鈴木健太監督 「野球という競技を通して、人間的に成長してもらいたい。 足りない点ももちろんあるが、部活がそれを克服できる時間になればいい。 常に言っていることは、出会った仲間を大切にしなさいということ。 キツい練習を一緒に頑張った仲間とは5年後、10年後でも付き合いは続くもの。 もうひとつチームに根付いている...
平塚江南は、ここぞのタイミングで「全員ノック」を実行する。チーム全員が内野の守備位置に付き、ノッカーから放たれる打球をひたすら処理する。鈴木健太監督は「声を出せないチームだったので、みんなで声を出して励まし合おうというところから始めた練習」と説明する。「日常的なメニューではなく大事だと思う時にやる。最後の練習も全員ノッ...
市ケ尾・菅澤悠監督 「技術がなく団結力で勝負した秋、信じられないレベルで野球がうまくなった冬、我慢した春、そして真価が問われる夏。 本当に野球がうまくなった。しかし成長したのは野球だけではない。 これまでの学びすべてを駆使して新型コロナすら成長の糧にしよう! そして最後にどのチームにも負けない笑顔で野球を楽しもう! L...
難病を患った仲間のために。 夏に大きな花を「咲」かせる 好投手を擁して2016年にベスト16進出を果たすなど、近年は平塚の公立校として健闘が目立つ平塚江南。 新チームが始動したばかりの昨秋、ナインに衝撃が走った。 2020年7月号掲載 (取材・大久保泰伸) ■ 予期せぬ病の発覚 秋大会直前の8月だった。 キャプテンとし...
市ケ尾は、練習中にそれぞれが「全力疾走」を心掛ける。練習メニューの合間の移動を始め、雑用でも選手たちは気合を入れて、全力で突っ走る。全員の全力疾走が、己の心身を鍛え、勝利へつながっていく。2020年7月号掲載...
2018夏ベスト16の県立ダークホース。 「緊張感」と「楽しさ」が両立するグラウンド 近年、着々と力を伸ばす県立ダークホースの市ケ尾。 2018年夏の北神奈川大会ではベスト16、2019年秋には3回戦へ駒を進めた。 ここには野球が好きな選手たちが力を蓄える土壌がある。 2020年7月号掲載 (取材・伊藤寿学) ■ 普通...
横浜隼人・水谷哲也監督 「甲子園はなくなってしまったが、野球で学んだこと・仲間・チームを大切にする心・だれかのために頑張る気持ちはなくならない。 今こそ、成長した姿をみせるとき。 君たちの代は、コロナに立ち向かった特別な学年。 素晴らしい終わり方ができるように考えたいと思います」 2020年7月号掲載 【監督プロフィ...
2020年の横浜隼人のチームスローガンは「心翔奇跡」。心を羽ばたかせることで奇跡を起こすという意味だ。選手たちは、野球技術だけではなく、心を成長させることで、結果を導く覚悟だった。コロナ禍によって甲子園大会が中止となった今、選手たちにとって「心翔奇跡」は人生のスローガン。隼人の球児たちは、それぞれの人生で奇跡を起こす。...
「大人のチーム」への変換期。 甲子園中止でも隼人の戦いは終わらない 横浜隼人は 「大人のチーム」 を目指してチーム改革を実行した。 自由を与えることで選手たちに自覚が生まれ、チームは確かに変わっていった。 2020年7月号掲載 (取材・伊藤寿学) ■ まさかの「髪型自由」 改革のシーズンとなるはずだった。 2017年ま...