横浜商・小嶋一紀監督 「甲子園を目指してきた選手たちにとって、大会中止は受け入れがたいこと。 喪失感は想像をはるかに越える事だと思っています。 でも何かを恨んだとしてもこの事実は変えられず、怒りに変えても何もなりません。 この事実をゆっくりと受け止めて、前を向いていってほしいと思います。 一歩を踏み出すための支援をする...
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- 神奈川/静岡版 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 59
神奈川/静岡版の記事一覧
Y校史上最強チーム、神奈川独自大会のテッペンへ 横浜商の夏はこれから始まる。 プロ注目・笹川吉康擁するY校史上最強チームは神奈川独自大会のテッペンへ駆け上がる。 2020年8月号掲載 (取材・伊藤寿学) ■ 甲子園への道を信じて 甲子園への道を信じて、精一杯、できることをやってきた。 休校期間中は、小嶋一紀監督の指導の...
常葉大橘・片平恭介監督 「選手たちは想像以上に成長」 「甲子園大会の中止が決まり、選手にどういう言葉をかけていいのか分からなかった。 3年生たちが2日間のミーティングを経て『代替大会は思い出の大会として終わるのではなく、下級生と競争してレギュラーを争いたい』と言ってきたときは、彼らの成長を感じた。 これまで取り組んでき...
中堅手の村本は2年半の経験を将来に生かす。 1年秋に二塁のレギュラーを掴んだものの、2年の春と夏はベンチ外を経験。 「下級生から試合に出ていたので、2年の頃はどうしても結果を残さないといけないという焦りがあった」と振り返る。 それでも、ひたむきに努力を重ね、今年は中堅のレギュラーに定着した。 まさかの甲子園中止に「自分...
向上は昨年度から女子マネージャーを初めて採用した。今年6月に新グラウンドが完成したが、アナウンスなどが必要になるために募集をかけたところ、髙下純伶さん(2年)と市川希さん(2年)が応募。平田隆康監督たちの信頼を得て、正式に入部となった。市川さんは「高校3年間でしかできないことをやりたかった」と話す。髙下さんは「初代にふ...
今年6月に新グラウンド完成。 いまこそすべてを出し切るとき 向上の選手たちはこの冬、心技体で大きな成長を遂げていた。 甲子園大会が中止となった今こそ、チームスローガンである「ALL OUT」を実行する覚悟だ。 2020年8月号掲載 (取材・伊藤寿学) ■ 神奈川県下最大級の部員数 2019~2020年は「改革」の年だっ...
「甲子園大会がなくなってしまって悔しいし悲しいです。 でもこれまで応援してくれた親や指導者の方も悲しいと思うので、僕らは代替大会のプレーで感謝を伝えなければいけないと思っています。 甲子園大会は中止になりましたが、高校野球は終わっていません。 Y校野球部としてグラウンドでも学校生活でもしっかりと行動して、成長した姿をみ...
川根・森下和光監督 「頭とハートを使う野球」を伝えたい 「川根高校に赴任して感じたのは選手個々の能力が高いこと。 さらに、この子たちの魅力は常に明るさを持っていて、野球が大好きなところ。 その部分を大切にしながら、私のモットーである『頭とハートを使う野球』を伝えていきたい。 この冬は厳しいトレーニングの中でも、飽きるこ...
川根は3年生と2年生合わせて11人が宿泊施設の「よすが苑」で生活。さらに1年生も入寮した。1人一部屋が割り当てられ、Wi-Fiも完備されている。川根本町からの補助金により、寮費は朝夕食付、光熱水費込で1カ月3万から4万程度(平成30年度実績)と格安。選手からは「毎日の寮の食事が美味しい」という声が聞こえる。2020年7...
自然に恵まれた環境で成長する選手たち。 地域への感謝伝える「特別な夏」 「川根留学制度」によって広いエリアから選手が集う川根。 大自然のグラウンドで選手たちはたくましく、成長している。 この夏は、地域への感謝を伝える時だ。 2020年7月号掲載 (取材・栗山司) ■ 「留学制度」で学校に活気が戻る JR金谷駅から大井川...
静岡東のエースを務めるのが左腕・佐藤春音だ。 持ち味はコントロールの良さ。右打者の内角に臆することなく、クロスファイヤーを投げ込む。 去年の秋は大きな悔しさを味わった。 県大会出場をかけた清水西戦。 初回は無失点に抑えたものの、2回以降は失点を重ねて途中でマウンドを降りた。 「緊張もあって、持ち味のコントロールがよくあ...
静岡東・戸塚哲弥監督 「実践感覚を養ってきた」 「昨年の秋は、夏からのメンバーが総入れ替えとなった中で、よく戦ってくれた。 ただ、最後に勝ち切ることができず、県大会に進むことができなかった。 もう一つ上に行くために、冬はトレーニングと並行して、積極的にボールを使いながらノックやバッティングも行ってきた。 例年よりも実戦...