静商の絶対的エース/大橋建仁(2年=投手) 夏の大会では2年生で唯一ベンチ入り。秋からはエースナンバーを背負う。中部大会初戦で藤枝明誠相手に延長12回177球を投げ切り、勝利に貢献。県大会では強打の浜松開誠館戦相手に1失点完投を飾った。中学時代は強豪の「静岡裾野シニア」で主に外野手。高校入学後、投手に専念すると、球速が...
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静岡商の記事一覧
秋季の敗戦で明らかになった課題 ワンランク上を目指しオフに臨む 春夏通算15回の甲子園出場を誇る伝統校・静岡商。復活を期すチームは自覚と誇りを胸に、「静商スタイル」を貫いていく。(取材・栗山司) ■課題が明確となった秋大会 「君たちには今、これが足りないということをはっきりと教えてもらう大会になった」。今年4月から指揮...
静岡商・髙田晋松監督 今年の夏は3年生のための大会だと捉え、あくまで3年生のみで戦った。 下級生は経験値が少なく、突出した選手もいない。だからこそ新チームでは守備を1から鍛えている。 その上で攻撃は、バントやエンドランなどの機動力を絡ませながら全員でつないで得点を奪っていきたい。 往年の『静商野球』のスタイルに原点回帰...
新エースの誓い 中澤大賀(2年=投手) 中澤大賀は新チームでエースナンバーを背負う。 同じ左投げでも前チームの髙田琢登(3年)とは異なり、中澤は打たせてとる投球が身上だ。 「自分は琢登さんのように三振でアウトを取るピッチャーではないので、野手に助けてもらってアウトを取る意識です」。 秋の中部大会では「プレッシャーと緊張...
現チームでは、「マシンシート」と呼ばれるケースバッティングを多く取り入れている。走者を置きながら場面を設定。打者がマシン相手に打ち、守備と走塁の判断力を磨いている。一つひとつのシチュエーションに対し、髙田監督と選手が確認し、プレーの質を高めていく。...
2020夏季静岡大会ベスト4 「甲子園での勝利」が次なる目標 2020夏季静岡大会でライバル・静岡に勝利しベスト4入りした静岡商。 新チームは「原点回帰」で甲子園を目指す。 2020年度10月号掲載 (取材・栗山司) ■守備から鍛える 静岡商は最速148キロ左腕・髙田琢登(3年)を擁し、「2020夏季静岡大会」でベスト...
静岡商の投手陣は1キロのメディシンボールを使い、体幹を鍛えている。OBの國松歩(現JR東日本)から教わり、主に冬の期間に行う。 力強いボールを投げ込む高田稔壽(3年=投手)は「投げる時の捻りの動作に似たメニューもあり、体が強くなっています」と成長を実感している。 2018年7月号掲載...