新たに入部した1年生は総勢32人。部員が1学年30人を超えたのは10数年ぶりだという。2年前の甲子園出場時に中学2年生だった者たち。それだけに「『甲子園に行きたいな』ではなく、『甲子園に行って勝つんだ』と思ってうちに来てくれる。意識が違う」と安藤監督。彼らが「ありんこ軍団」を再び飛躍させるカギになる。 2018年6月号...
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- 勝トレ | 月刊高校野球CHARGE! - Part 13
勝トレの記事一覧
東亜学園は、選手寮がないため全員が自宅から通学する生徒。武田朝彦監督は、チームの一体感と自立心を養うため、定期的に合宿を企画。GWは、部員全員の3泊4日の茨城合宿、5~6月は毎週末に約50人で強化合宿を行うという。集団生活で意識を高める選手たちは、合宿の成果を夏にぶつける。 2018年6月号掲載...
強豪を倒すためには何が必要なのか。この冬のチームミーティングでは、作新学院や国学院栃木の映像をみんなで確認。勝つための方法を話し合った。そして選手たちは自分たちのチームスローガンを「堅~『オモイ』は『カタク』~」に設定。堅守、堅い意志など、自分たちの長所を前面に出した戦いでベスト8の壁に挑む。髙橋隆輝主将(2年=内野手...
小山西のグラウンド・ライト裏のスコアボードは小山から譲り受けたものだ。琴寄元樹監督がスコアボードを探していたところ、小山・斎藤崇監督や同校OB会の協力によって以前使っていたものをもらえることに。正面は、色を塗り替えてリニューアルしたが、裏面は小山時代の文字が残る。琴寄は「地域の方々の支援によって野球ができていることを忘...
「監督就任から4季目となりますが、2015年秋に県大会で優勝できたことから、自分自身のカラーが出せずにここまできてしまったのかもしれません。ふと考えたときに『私の野球はどんなものなのか?』と自問しました。チームは新たなスタートになるので、私自身のカラーを出して樹徳の野球を確立したいと思っています」 2018年3月号掲載...
文武両道を実践する農大二。坂上泰生監督は「大学で野球を続ける選手を育てたい」と話すが、今春の卒業生も多くが大学で野球を続けるという。進学先は、東京農業大、東京情報大、青山学院大、中央大、武蔵大、立教大、東京理科大、東洋大学など。ちなみに元エース經田晃生は東農大で4年後のプロを目指す。昨秋のドラフトでは農大二出身の周東佑...
柄目直人監督にはこだわりがあった。その志ゆえ、同じ道から甲子園を狙わない。甲子園へ行くためにはどの道を進むべきか、自らと向き合いながら、成長し続けた。昨秋、指揮官に変化があった。それまでは打倒作新へベクトルが向いていたが、その矢印を内に向けるようになっていた。重圧、激励…すべてを受け止めて、自らの力に変えていた。柄目監...
拝島の今季のスローガンは「重・重・重」。重は「10」を意味し、スイングスピード10キロ増、球速10キロ増、体重10キロ増を目指して努力している。昨年の早稲田実のテーマ「GO! GO! GO!」をヒントに掲げた。寺崎監督は「早実の2倍以上、努力しなければいけないという意味も込めています」と話す。 2018年3月号掲載...
農大一の応援「大根踊り」は都大会名物だ。部員たちが大根を両手に掲げて、スタンドを盛り上げる。大根は、葉っぱがついているもののみを使用。試合後は、「振る舞い大根」として観客に手渡される。東東京ベスト4入りした2000年は、毎試合100本以上の大根が用意されていたという。 2018年3月号掲載...
宮田監督が重視する基礎練習の中で特徴的なのが、「これだけやっているチームはあまり聞かない」と話す内野のボール回しだ。「送球というプレーには敵が入り込んでこない。自分の力がすべて反映される」と宮田監督。二塁から一塁、一塁から本塁、対角線も交えながら送球を繰り返す。「90メートル投げる必要はない。50メートルの距離を正確に...
冬場のトレーニングメニューを作成・指導しているのは広島、近鉄でプレーした元プロの栗田聡さんだ。引退後に理学療法士の資格を取得。2年前に学生野球指導資格を回復し、昨年5月に立正大立正のグラウンドを初めて訪れた。現在は2週間に1回のペースで選手たちを指導している。栗田さんは「体はできてきているように感じます。特に下半身、お...
「決勝まで進んだ手応えを持ちながら今日を待っていました。残念な結果になりましたが、昨秋の大会以降、選抜候補校としての自覚を持ち、全国レベルのチームになるための練習を重ねてきました。どちらに転んでもこの良い雰囲気を持続し、春、そして夏に向けて全国レベルにレベルアップして、堂々と甲子園に行こうと言っていました。候補校となっ...