夏を経験した選手が多く残っているが、そのまま強くなるほど野球は簡単ではない。大事なのは、選手たちが甘えを排除して、自分の意志でこれまで以上に練習できるか。仲良しチームでは勝てないので、互いに切磋琢磨しながら、勝利にこだわってほしい。甲子園に行くには本気にならなければいけない。 2019年11月号掲載...
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学校紹介の記事一覧
高崎北は、「シード校基準」をテーマに掲げて年3回のトーナメントへ挑む。チームはベスト8以上が目標だが、それ以上を目指す意味で「シード校基準」という言葉を選択した。チームは、シード校、そして頂点を狙い、新チームでの再起動を図っている。 2019年10月号掲載...
2013年秋にベスト4になったときはその流れをつなぐことができずに小さな波で終わってしまった。試行錯誤を続ける中で、野球の技術以上に、選手の人間力を養うことが大切だとわかった。今夏のベスト8は、チームにとって新たな一歩。この夏に学んだことを生かして、慢心することなく次のステージへ進んでいきたい。 2019年10月号掲載...
部室のロッカーには、選手ごとの毎月の目標が貼られている。内容は「フォームを固める」、「堅実な守備」など様々。杉山監督のアイディアで3年ほど前から行っているという。毎日、手書きの目標を見ることでモチベーションの向上につなげている。 2019年10月号掲載...
藤沢西は、兄・阿部航希(2年=捕手)と、弟・阿部洋希(2年=投手)の双子のバッテリーがいる。ふたりは自分たちが一番成長できる場として藤沢西を選んだ。兄・航希は高校からキャッチャーになり、弟・洋希のボールを受けている。ふたりは以心伝心のプレーでチームを躍進させるべく努力を続ける。 2019年10月号掲載...
選手の力量把握のため、「新チームとなって最初のオープン戦8試合ぐらいは、ベンチではなくずっとバックネット裏から見た」と佐相監督は明かす。そこで活用されたのが『Twitter』だった。スマホを片手に、試合中に気づいたことなどを「1試合60件ぐらい」次々とつぶやき、監督のアカウントをフォローする選手たちが各自で内容を確認す...
練馬は、「目配り」「気配り」「手配」の「三配」を課題として、野球選手としてだけではなく人間的な成長を目指す。自分の立場、環境を理解して、行動に移すことが求められている。 2019年10月号掲載...
板橋は2018年8月に新校舎が完成した。それまでは仮校舎で授業を受け、野球部は三角グラウンドで練習した。新校舎完成に伴い、三角グラウンドは閉鎖。いまは校舎の軒下(=写真)やテニスコートで練習に励む。今年度末には新校庭が完成予定、選手たちは土の上でボールを追う日が来るのを楽しみにしている。 2019年10月号掲載...
修徳は今年5月、チームスローガン「集中・徹底・不動心」の横断幕を外野ネットに掲げた。何事にも動じることなく、やるべきことを徹底する。そんな思いが込められている。荒井高志新監督のもと新たな船出となったチームは、この横断幕のもとでたくましく成長していく。 2019年10月号掲載...
山間部に位置する黒羽は、公共交通が少なく、広い地域から生徒が集まってくるため、2・3年生は原付バイクでの通学が許可制で認められている。現在は2・3年生の約半数が原付で通っている。原付バイクで通う後藤健太(3年)は「バイクだと親に迷惑がかからずに通学できる。いつも安全運転を心がけています」と話す。 2019年8月号掲載...
嬬恋野球部セカンドユニフォームの胸マークは、ご当地キャラクター「嬬キャベちゃん」だ。 ユニフォームに“ゆるキャラ”がいるのは珍しく、相手チームの関心も高いという。黒岩洸太(3年)は「嬬恋村はキャベツの生産量日本一。僕らが勝つことでキャベツのことを知ってもらえれば」と、嬬キャベちゃんに必勝を誓う。夏大会の応援団は、キャベ...
監督の声を選手たちに届ける「学生コーチ」だ。もともとはサイドスローの投手だったが高校1年冬に肘を壊して学生コーチに転向した。プレーに未練はあったが、チームへの貢献を考えて決断した。「一番の目標は、このチームで甲子園へ行くこと。そのために自分が一番貢献できる道を選んだ」(黄)。夏大会、黄は記録員としてベンチへ入る。気持ち...