■ この先も野球人生は続いていく 6月の練習再開日、若林弘泰監督は「甲子園大会はなくなってしまったが、これは終わりではない。 ここであきらめるな。代替大会もあるし、この先も野球人生は続いていく。 やるか、やらないかでこれからの人生は変わっていく。 最後までやりきっていこう」と選手に語りかけたという。 代替大会は負けら...
- ホーム
- 2020年8月号 | 月刊高校野球CHARGE!
2020年8月号の記事一覧
玉置真虎主将(3年=二塁手)代替大会ですべてを出し切りたい 「ここまでの人生で最大の目標だった甲子園大会がなくなってしまって残念です。 気持ち的には落ち込む部分があり言葉も出なかったのですが、高野連の方々が代替大会を用意してくれたので、そこですべてを出し切りたいと思います。 監督、コーチや親に、これまでの感謝を伝えたい...
東亜学園は今季から、野球部後援会の寄付などによって「練習試合用ユニフォーム&帽子」を新調した。紺色のユニフォームに「東亜学園」と書かれている。コロナ禍の休校措置によって新ユニフォームに袖を通すのは遅れたが、6月下旬の練習再開から着用。新たな気持ちで練習に取り組んでいる。東亜学園の新たなスタートだ。2020年8月号掲載...
コロナ禍によって3カ月半の活動停止となった東東京の名門・東亜学園。 選手たちは、野球ができる環境に感謝しながら、この時代に適応する新たなスタイルを追求していく。 2020年8月号掲載 ■ 32年前に消えた「夏」 いまから32年前の1988年、東亜学園から「夏」が消えた。 1987年にエース川島堅(元広島)を擁して2年連...
昨秋都大会ベスト4の実力派。 チームのスローガンは「咲」 昨秋都大会で進撃をみせてベスト4へ進出した城東。 3度目の甲子園を目指した今年のチームは、大きな期待が掛かっていた。 選手たちは、城東のプライドを胸に甲子園なき夏へ挑む。 2020年8月号掲載 ■ センセーショナルな快進撃 昨秋の快進撃は、センセーショナルだった...
「毎日、作新のグラウンドで野球をするのは当たり前のことだったけど、練習できない時を経験し、当たり前にできるのは大切なことで前向きに過ごさないといけないと感じるようになった。 3年生同士で「作新の野球部としてグラウンドではしっかりやろう」と話し、代替大会に向けて頑張ることを確認した。 3年生として、残された時間で厳しさを...
作新学院・小針崇宏監督 「夏の大会の中止が決定した時は、もちろんショックはあっただろうが、頑張っている選手もいて、大きな絶望感はなかった。 3年生は気持ちを切り替えて野球に臨んでくれているようなので、『作新の門を叩いて来てくれて、作新でやったことは将来生きてくる。 最後までやりきろう』と話をした。代替大会では、自分たち...
2020年前橋商 学年超えた熾烈な競争 2020年夏の前橋商も、個性溢れる選手たちが揃った。 攻守の要は、ショートでプレーする小池悠人主将(3年)。 いぶし銀・茂木大樹(3年=二塁手)、主砲・石原生汰(3年=外野手)らが打線にアクセントをつける。 投手陣は、エース橋本優雅(3年)を軸に、2年生の右の技巧派・茂田侑大、大...
2019年夏準優勝、先輩に誓った今夏の優勝。 チーム一丸、本気で挑む「特別な夏」 昨夏の群馬大会で準優勝した前橋商。 先輩たちの思いを背負って今夏の甲子園大会出場を狙ったが、その夢は叶わぬものとなった。 選手たちは、「前商」の誇りを胸に代替大会での優勝を狙う。 2020年8月号掲載 ■ ベールを脱ぐ背番号1 今夏のエー...
向上・平田隆康監督 「甲子園大会が中止になったあと3年生たちとリモートミーティングを実施して『高校球児として最後までやるべきことをまっとうしよう』と伝えました。 独自大会が開催されることに感謝しながら、選手たちはその特別な場所でこれまでの努力を発揮してほしい。 春・夏の大会がなくなった3年生たちの思いをくんで、独自大会...
10連覇の夢は次の世代へ 栃木大会9連覇中の作新学院。 今夏は10連覇、そして全国制覇を目指して、練習に励んでいたが、コロナ禍によって甲子園が中止となった。 選手たちは、作新のプライドを胸に最後まで戦い抜く。 2020年8月号掲載 (取材・永島一顕) ■ 栃木県大会10連覇の夢 夏季の栃木県大会10連覇を目指していた作...
都立の星、いざ東京の頂点へ。 「人間力、感謝、前向き」を胸に戦う「特別な夏」 2013年西東京大会で準優勝を果たした都立の星・日野。 選手たちは、グラウンドの中にある甲子園を目指す。 2020年8月号掲載 ■ 先輩から届いた手紙 夏甲子園大会の中止が決まったあとの6月上旬、2年前に卒業した先輩たちから野球部に手紙が届い...