今年創部100年目に県4強 21世紀枠県候補選出 今年創部100年目を迎えている伝統校・三島南が、この秋に進撃をみせた。62年ぶりの県4強進出は、地域に大きな勇気を与えている。(取材・栗山司) [2021年1月号掲載] ■秋の大会で大金星 今年創部100年目を迎える三島南。そのメモリアルイヤーで62年ぶりとなる県...
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- 2021年1月号 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 2
2021年1月号の記事一覧
プロ野球選手輩出計9人 個性を磨く伝統私学 2021年夏へ向かう横浜創学館は、スケールの大きなチームだ。秋季県大会は2回戦で鎌倉学園にサヨナラ負け。選手たちはその悔しさを糧に春・夏へ突っ走る。 ■偉大な選手を輩出するチーム 横浜創学館のグラウンドは、学校から約5キロ離れた金沢区釜利谷の高台に位置する。浜風がそよぐ専...
山田陸翔(2年=捕手・遊撃手)主将のチーム分析 一戦一戦で成長できるチーム 「秋季大会は一戦一戦で成長することができて、その結果がベスト8進出につながりました。投手力、守備力をベースに勝ち上がることができましたが、春・夏に勝つには打撃力が必要。チームの一体感を武器に、秋以上の結果を残したいと思います」 [2021...
目白研心・鈴木淳史監督 大切なのは「準備」と「繋がり」 「野球をやる上で、やっぱり自主性が一番重要になる。『自分たちで勝手に動けるチーム』になって欲しい。僕自身、そのためにはどうしたらいいのかを日々、考えながら指導しています。選手たちによく言っているのは『準備』です。日々の生活の中でも試合に向けての準備はできる。実際...
福田航(2年=三塁手)主将のチーム分析 打撃力で勝負していく 「今年のチームは、1〜9番までがホームランを打てるくらいの打撃力があります。勢いに乗ればビッグイニングを作れる迫力があります。ただ、1年生のピッチャーが多いので投手力のアップが課題。打線がピッチャーを援護してベスト8の壁を破ってベスト4以上、そして甲子園を目...
雨の日は羽根打ちで打撃力アップ 室内練習場がないため、雨の日は体育館を使用。主にバトミントンの羽根を打ち込んでいる。 「ただ素振りするよりも動いているものを打つことが大事」と横山監督。岡本主将は「羽根が落ちてくるタイミングでミートするので、『間』ができるようになった」と効果を実感している。 [2021年1月号掲載]...
プロ通算1597安打の打撃アーティスト 佐伯貴弘(横浜‒中日) 「『自分の形』を作ることが大切だ」 DeNA横浜ベイスターズ、中日ドラゴンズでプロ通算1597安打を放った打撃アーティスト・佐伯貴弘氏。勝負強い打撃をみせたレジェンドに高校時代の思い出を聞いた。 伊良部さんと過ごした高校生活 −大阪出身で尽誠学園(香川)...
監督&部長の二人三脚 甲子園を目指して成長を続ける 2018年秋にベスト8入りした光明相模原。3年生が抜けて少数精鋭となった中、チームは「挑戦」から「躍動」へと進化を遂げようとしている。(取材・三和直樹) ■敗戦の中の手応え 土煙が舞う。練習開始の合図とともに勢いよく駆け出した。相模川沿いにある専用グラウンド。冬の...
奇策ホームスチールで秋予選突破 一戦一戦進化し、強豪校次々撃破 ■伝統ある学園で育む力 2016年夏ベスト16、2017年夏ベスト8、2019年秋ベスト16など、ダークホースぶりを発揮してきた伝統校だ。歴史ある学園は1885年(明治18)に神田で開校、現在の校舎がある世田谷区松原には1936年(昭和11)に移転して...
三島南・稲木恵介監督 主体的、対話的な取り組みで成長 試合では120パーセントを目指すのではなく、いま持っている力を常に100パーセント出し切ってもらいたい。そのために、日々の練習では個々の能力を上げると同時に実戦力を養っている。秋の大会ではベスト4に進出し、新たな歴史を作ることができた。さらに、この壁を破るために、...
各務功太(2年=内野手)主将のチーム分析 チームの新しい歴史を作りたい 強豪校に比べると力はまだまだ足りないけど、ここぞという時の集中力は負けない。目標はベスト4以上、そして甲子園です。すべての力を合わせて、このチームで新しい歴史を作りたい。 ...
光明相模原・芝崎広之監督 価値観を変えられるように うちは他と比べると古風なチーム、昭和っぽいチームだと思います。勉強が得意でない子も多いですし、中学時代に野球で活躍した選手も少ない。でも、ここで頑張って練習して、成長して、この神奈川の頂点を目指し勝ち上がることができれば、彼らの中の価値観が変わるでしょうし、変えられる...