昭和一学園・田中善則監督
感謝を学び、社会へ
「うちに来てくれた選手の力を最大限に伸ばして卒業させたい。監督になって7年、今では1学年で10人ほどが卒業後も野球を続けてくれるようになった。それは一つの成果かなと思います。選手たちはこのコロナ禍で、野球ができることへのありがたみを感じていると思う。野球を通してスポーツマンシップの精神を学んで社会に出て行ってもらいたい」
【監督プロフィール】1967年東京都生まれ。法政一高(現法政大高)–法政大。現役時代は内野手。社会人野球のシダックスでは、ヘッドコーチとして野村克也監督の右腕を務め、のちに監督就任。2009年10月から一般企業に4年半勤務。タイのナショナルチームを指導した経験も持つ。2014年秋から昭学監督。