中大横浜は、馬場悠生・樹希の双子兄弟がいる。兄・悠生はサード、弟・樹希はピッチャーとしてチームを支えている。ふたりは小学校で野球を始めて以来、ずっと一緒にプレーしている。以心伝心。阿吽の呼吸でプレーするふたりが、チームを県大会初勝利へ導く。 2019年5月号掲載...
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月刊高校野球CHARGE!編集部
月刊高校野球CHARGE!編集部の記事一覧
数学教師の柴田監督が実践するのが「選手に考えさせる野球」。その一環として行なっているのが、練習試合などのスコアシートを選手全員に配り、1球1球を振り返る作業。白黒でコピーしたものを使用し、その時々の投球心理やポジショニングなどを話し合い、赤ペンや蛍光ペンを使って書き込んでいく。課題解決が狙いで、思考力を高める効果もある...
慶應を陰で支える貴重な部員だ。ふたりは部費管理や書類作りなどチームの事務全般を担っている。福田は腰のケガが完治せず1年夏に裏方へ、橋口は1年冬に首脳陣から白羽の矢が立った。それぞれ選手として練習したい気持ちもあったが、自分よりもチームを優先し、主務・副務としての責務を負う。 「この仕事によってチームが回っている」(福田...
大山・蒲田・目黒学院・六郷工科「4校連合」は、昨秋大会前に「連合Tシャツ」をつくった。公式戦はそれぞれの学校のユニフォームだが、練習試合などは「連合Tシャツ」を着てゲームへ臨んでいる。深井雄司(蒲田・3年=内野手)は「『連合Tシャツ』を着ることで、一体感が生まれる」と話す。各学校名が入ったTシャツが、連合で共に戦った証...
亜細亜大野球部伝統のトレーニング。「何で『やりがい』って言うのかは知らないですけど」と笑う同大出身のロバートコーチが導入し、冬場に校庭のダイヤモンドを周回する形で実施。二人一組の「手押し車」、「肩車」に「アヒル」、「カエル」、「ぴょんぴょん」と名前は可愛いが「ただただ辛い」というハードなメニューを複数セットこなし、体幹...
世田谷学園の部室通路には、色紙に書かれた「格言」がびっしりと張られている。成瀬智監督が試合や練習で話した言葉を、監督自らが色紙に書き留めている。 その数は、優に100枚を超す。石井滉太郎主将は「野球だけではなく学校生活についても書いてくれている。毎日見ているので、自然に頭に入ってくる」と話す。一つひとつの言葉が、チーム...
片桐監督の高校時代から使用している伝統のグラウンド。 脇にある室内練習場も使用可能。当時から敷地を広げ、防球ネットも張り、専用野球場として十分な環境が揃っている。それでも「昔は何でも手作りでしたよ。 大工さんと一緒に釘を打って建物を作ったりもしました」と片桐監督は懐かしむ。桜の木に囲まれたグラウンドで選手たちは大きく成...
安中総合には「地獄巡り」と呼ばれる過酷なトレイルランニングメニューがある。学校裏の空き地や斜面遊歩道コース1周約700メートルを10周以上走り回る。 駒ヶ峯宗也主将(新3年=外野手)は「厳しすぎるメニューだが、メンタルが鍛えられている」と話す。「地獄巡り」が夏の勝利を導くはずだ。 2019年4月号掲載...
館林商工はオフシーズンに打撃強化に力を入れた。選手たちは、ストライクゾーン9分割をイメージし、各コースに対応したスイングを心掛けた。小林大介監督は「コースをイメージすることでスイングの質が変わってくる」と話す。地力を伸ばすチームは、打撃で未来を切り開く。 2019年4月号掲載...
矢板中央はオフシーズンに「4万スイング」の目標を掲げて、バットを徹底的に振ってきた。1日平均1000スイング。ウエイトなどと組み合わせることによって、各打者の打撃が進化したという。チーム屈指の好打者・大場黎也(新3年=外野手)は「スイング力を高めたことによって飛距離が変わってきた」と実感する。「4万スイング」の効果を、...
国学院栃木は、2月下旬の練習に栃木市企業の経営者を招いて「活力朝礼」を行った。選手たちは、著名な経営者から、挨拶、返事、教養の指導を受けた。経営者朝礼を試みた柄目直人監督は「野球界だけではなく、社会の成功者の方々から学ぶことは多い」と、今後も様々な授業を行っていくという。 2019年4月号掲載...
500グラムの砂入りボールを使ってティー打撃を行っている。インパクトでの押し込みが強くなり、打球に強さが加わるという。昨秋、本塁打を連発した白鳥史弥は、「サンドボールだと前に飛ばなかったが、普通のボールで打つと飛距離が伸びるようになっていた」と効果を口にする。 2019年4月号掲載...