「受け身ではなく自分たちから行動するのが川和の野球。 昨秋大会は初戦で桐蔭に負けたが、その結果を一人ひとりが受け止めて、チームとしてその差を詰めていかなければならない。 文武両道の環境で練習時間が限られる中、他のチームが10球でできる練習を、僕らは1球で覚えるくらいの意識でやっている。 メンタルの部分も改善して、春・夏...
2020年3月号の記事一覧
宇都宮白楊は、選手たちの目標を記した「書き初め」をグラウンド横に掲示している。 元旦に選手たちが自宅で書いたものを部活動初日に持ち寄っているという。 「極」という目標を選んだ小川凌実(2年=投手)は「自分はこれまでだらしなくて怒られていたので、学校生活、野球のすべてを『極』めたいと思いました」と話す。 選手たちは各自の...
城西大城西・山崎警監督は、選手同士のグラウンド上でのコミュニケーションを求めている。 選手たちは練習でミスが生じた際に、グループで集まり、「なぜミスが起きたのか」「どうするべきだったのか」を確認する。 2019年春から指揮を執る山崎警監督は「最初、選手たちは戸惑っていたが、いまは当たり前のように話をしている。 それもチ...
加藤学園・米山学監督 「東海大会の準決勝で負けた後は、『夏に向けていこう』と選手には話をしていた。 中京大中京さんが明治神宮大会で優勝したあとは、さらに緊張感を持って練習ができていた。 甲子園では加藤学園らしく、一つのボールを全員で追いかけるチームの力を表現していきたいと思う」 2020年3月号掲載 【監督プロフィール...
文武両道を目指す明法野球部は、練習後に自習室で勉強を行なっている。 「放課後学習プログラム」と呼ばれる学習支援で部員は全体練習終了後の午後6時半から1時間、自主的に机も向かう。 週3回が基本で、週5日の選手もいるという。 片岡勇貴(2年=捕手)は「(放課後は)予習と復習の時間にしている。 学校で勉強していくことで野球に...
文武両道を貫く都立の雄。 昨秋初戦敗退の悔しさを力に変えて 文武両道を貫きながら虎視眈々と上位進出を狙う都立の雄・文京。 昨夏の主力が多く残る現チームは、昨秋の敗戦を糧に春・夏の飛躍を誓う。 (取材・伊藤寿学 2020年3月号掲載) ■ 夏の主力が残った現チーム 現チームには大きな期待が寄せられていた。 昨夏は3回戦で...
力強い打撃でチームを牽引する主将。 中学時代は、親の転勤によってドイツで生活、現地のクラブチームでドイツ人、ロシア人たちと一緒に野球をしていた。 中学3年生で進路を考えていたときに西東京5回戦で法政が早実と対戦したのをネットで見て、法政で野球を続けることを決意。 「強豪チームを倒して甲子園に行きたい」と門を叩いた。 寺...
スローガンは「心の耐力」 関東大会4強進出で選抜切符。 2年ぶり11度目の選抜で、9年ぶりの選抜制覇へ 秋季関東大会でベスト4へ進出した東海大相模が、2年ぶり11度目の選抜出場を決めた。 甲子園切符を受け取ったチームは、「全国制覇」を目標に準備を進めていく。 (取材・武山智史)2020年3月号掲載 ■ 「選抜出場」が目...
関東学園大附は、自主練習の時間を大切にしている。 練習の合間に30分~1時間の課題練習の時間を設け、選手たちはそれぞれで自身の課題に向き合う。 羽鳥逹郎監督は「課題を把握して、自分で克服していくことが必要だ」と話す。 個人の力を高めるチームは、春の再生を目指す。...
サイドスローの伝説クローザー オリックス時代はイチロー選手と一緒にプレー 鈴木 平(元ヤクルト - オリックス - 中日 - 福岡ダイエー) 「後悔先立たず。 この瞬間を全力で」 現役時代はサイドから力強いストレートを投げ込み、オリックスの日本一にも貢献した鈴木平氏。 現在は整体師となり、地元の球児を支える伝説のクロー...