創部8年目、トーナメント席巻を狙うチームは「常笑野球」をスローガンに練習に励む。3塁ランナーコーチとしてチームをまとめる猪股吾朗主将(3年)は「自分たちの力を過信してしまい、隙が生まれていた部分もあったと思う。最後の夏は、もう一度挑戦者の気持ちでぶつかっていきます」と引き締める。夏は、個の戦いではなく、チーム力の勝負。...
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国士舘の名物練習は、ホームからセンターバックスクリーンまでの「115メートル」往復を38秒以内で走るインターバル走(計10本)だ。選手たちは、この練習のあとグラウンドに倒れ込むという。永田監督は「夏大会前に実行して、選手を追い込んでいきます」と、その時期を待つ。地獄の115トレーニングが、選手たちに「国士舘魂」を吹き込...
帝京は今春、OBで元日本ハムの芝草宇宙氏が特別投手コーチに就任した。甲子園に3度出場した芝草氏は1987年の夏甲子園でノーヒットノーランを達成し4強へ進出。高校卒業後、日本ハムに入団しNPBで計46勝を挙げた。月に2回ほど後輩の指導にあたる芝草氏は「母校に恩返しする気持ちで引き受けました。やりがいを感じながら指導してい...
AM5:00…起床・食事 → AM6:00…合宿所出発 → AM8:00…球場到着 → AM10:00…試合開始 → PM1:00…試合終了 → PM2:00…バス出発 → PM2:30…車内軽食 → PM4:00…合宿所到着 (AM10:00試合の場合) 小倉全由監督「球場インの時間から逆算してスケジュールを立てて...
宇都宮白楊野球部には、自己成長を促すための二冊のノートがある。毎日の練習の感想などを記す「野球ノート」と、スケジュールの確認とチェックを行う「目標達成ノート」だ。中田健太主将は「計画を立てることでムダな時間がなくなっている」と話す。二冊のノートを駆使するチームは過去最高ベスト4超えを目指す。 2018年5月号掲載...
文星芸大附はこの冬、地獄の打撃練習とフィジカルトレ―ニングをこなしてきた。栃木屈指のスラッガー葭葉幸二郎(3年=内野手)は「どのチームにも負けないくらいバットを振ってきた。その成果を夏にぶつける」と話す。今夏、清原球場が、文星劇場になるかもしれない。 2018年5月号掲載...
館林の練習場の隣には防風林として植えられた「松林」がある。 選手たちは毎日、松林を掃除したあと、松林を走ったり、松林内のブルペンを利用したりしてトレーニングを積む。松林は、館高野球部には欠かせない場所となっている。 2018年5月号掲載...
前橋商は、部員全員の目標を練習場入口に掲示した。一昨年までは、ベンチ裏に掲示していたが、今年は目標開示とした。住吉監督は「毎日、目標を見ることで意識が変わる。目標は掲げるだけではなく継続して実行することに意味がある」と意識改革を促す。 2018年5月号掲載...
昨秋の新チーム結成時から、練習後、部員全員でプロテインを摂取している。従来は選手個々に任せていたが、父母会の協力を得て始めた。冬場はプロテインを補助にトレーニングを重ね、自信を深めている。 2018年5月号掲載...
昨秋より、戸塚監督の提案で「野球部練習日誌」と名付けられた野球ノートを始めた。全員が毎日書くのではなく、交代制。10日に一度程度のペースで回ってくる。担当者は練習内容、感想をこまかく記入。それに対し、戸塚監督がアドバイスを記す。 徳元主将は「自分だけでなく他のメンバーの意見も知ることができ、チームの方針を決める時に役立...
多摩大目黒が自校グラウンドで練習試合を行う際、試合前のウォーミングアップで体を徹底的に追い込む。柔軟やストレッチだけでなく腕立て伏せや腹筋、背筋、体幹トレーニング、最後は“おんぶダッシュ”と試合前にしてはハードな内容となっている。ホームの有利さを無くすために、あえて負荷をかけたトレーニングをして疲労が残った状態で試合に...
城東では毎年、練習Tシャツを作成し、背中にチームの方向性を示した漢字一文字を入れている。2年前、東東京ベスト4になった世代は「覇」。今年の3年生の代は「剋」となった。茅野主将は「下から這い上がる、下剋上のイメージです」と説明する。秋に悔しさを味わったチームは「下剋上」の精神で強豪撃破を狙う。 2018年5月号掲載...