2021秋季関東大会レポート   白鷗大足利 「ベスト8」

準々決勝敗退でベスト8
越えられなかった「4強の壁」

秋季関東高校野球大会で1回戦を突破した白鷗大足利(栃木1位)。「あと1勝」で選抜当確だったが、山梨学院(山梨1位)に敗れて大会を終えた。選抜を狙ったチームにとって、ベスト4の壁は厚かった。

■初戦は藤代にコールド快勝

白鷗大足利は、エースで4番の齋藤祥汰、クリーンアップの阿部快俐、谷澤勝斗主将を軸にした、投打のバランスが整ったチーム。今秋の栃木県大会を制したチームは栃木1位として、選抜切符の“予約券”をつかむために秋季関東高校野球大会へ乗り込んできた。  士気高まるチームは、1回戦では藤代(茨城2位)と対戦した。立ち上がりからエース齋藤の好投によって藤代打線を封じると、打撃では3番・阿部の3安打の活躍などで効果的に得点を奪い、5回に1失点したものの7回に3点を加えて突き放し、7回コールドの9対1で快勝した。準々決勝の相手は、優勝候補の山梨学院だった。エース榎谷礼央は最速143キロの大会注目投手。いかに得点を奪うかが鍵となった。

■敗戦を糧に質を高める

白鷗大足利のエース齋藤は立ち上がりの1回に制球が定まらずに走者をためると3点を失う。2回以降にも長打を浴びると、じわじわと差が広がっていった。4回に2番・中島空大が三塁打で出塁し反撃態勢となったが、後続が抑えられて得点が奪えない。白鷗大足利は初回から毎回失点する流れとなり0対9の7回コールドで無念にもゲームを終えた。県大会からチームを牽引してきたエース齋藤は「これが現実。チームとしても個人としてもひと回り以上成長して、夏に甲子園へ行く」と話した。藤田慎二監督は「野球の質を高めて、もう一度チャレンジしたい」と総括した。チームはこの経験を糧に強くなる。

 

 

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