【春季静岡県大会レポート】静岡  「春の収穫」 #静岡

春季静岡県大会準優勝で東海大会へ
「一体感」と「ひたむきさ」が武器

 静岡が春季東海高校野球大会静岡県大会で準優勝となった。決勝では浜松開誠館に敗れたが終盤に粘りをみせた。チームは一体感を武器に、2年連続夏甲子園を狙う。(取材・栗山司)

■冬の練習の成果を発揮  

終盤の見事な粘りだった。決勝戦は序盤に5点を失う苦しい展開。それでも、最後まで諦めなかった。  8回、2死無走者から4連打で2点を返して3点差まで追い上げた。試合には敗れたが、主将の山岸廉尊は「劣勢に立たされても粘り強さを出せた大会だったと思います」と顔を上げる。  県大会初戦(対浜松西)では終盤に同点とされるも、9回裏に途中出場の猪股李紀のタイムリーでサヨナラ勝ち。3回戦の飛龍戦では最大5点差を跳ね返して大逆転勝ちを収めた。  最速147キロ右腕・吉田優飛の状態が上がらない中での準優勝。原動力となったのは3回戦から決勝までの4試合の全てで2ケタ安打をマークした打撃力だった。冬に振り込んできた成果を大会で発揮し、山岸は「打つレベルは上がってきたと思います。そこは自信につなげていきます」と手ごたえを口にする。

■一体感とひたむきさを大切に  

準々決勝では池田新之介監督が、「今一番安定している」という身長187センチの長身右腕・法月彰弘が公式戦初完投、決勝戦では2年生左腕の亀井海夏人が好リリーフを見せるなど、投手陣の底上げもできつつある。  実りある春が終わり、山岸は「自分たちは王者ではない。一体感とひたむきさ、この2点を徹底的にやり、個の力ではなく、チームとして勝っていけるように取り組んでいきます」と意気込みを語る。  まずは昨秋、涙を飲んだ東海大会でリベンジし、勝負の夏に向かう。

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