
横浜創学館 16年ぶり準優勝
力強い戦いで激戦区を勝ち上がる
万全の継投策で夏に向けて手応え
横浜創学館が春季高校野球神奈川県大会で16年ぶりに準優勝となった。決して簡単なトーナメントブロックではなかったが激戦区を勝ち抜いてチームの進化を示した。
甲子園初出場へ大きな自信
悲願の甲子園出場を目指して神奈川で戦ってきた横浜創学館。1990年からチームを率いるのは、横浜OBのベテラン指揮官・森田誠一監督だ。2008年、2021年夏には決勝まで進出したが横浜に敗れて甲子園出場を阻まれている。今春大会では1回戦で、実力校・向上と対戦する激戦区に入った。横浜創学館は向上相手に初回に7点を奪う猛攻で主導権を奪うと、8対0の7回コールド勝利でチームは勢い付いた。2回戦では平塚学園に7対0、3回戦では川和を10対0で寄り切ってベスト8進出を決めた。準々決勝で、東海大相模に勝利した相洋と対峙すると、3回に品田惇友、高田和音の連続タイムリーで3点を先取した。先発の2年生エース上村怜央が抜群の安定感でゲームをつくると、セットアッパー稲嶺啓、抑えの畑木秀斗へつなぐ「創学館・勝利の方程式」によって4対1で勝ち切った。
日替わりヒーローの出現で快進撃
準決勝・慶應義塾戦では上村が先発し7回まで投げると、稲嶺が8、9回を締めて4対1で逃げ切った。打線では7番・近藤凛空がソロ本塁打を含む2安打2打点の活躍を見せた。投打の戦力が一丸となった戦いで2010年以来、16年ぶりの決勝進出を果たした。決勝・横浜戦では連戦のため上村が先発を回避した状況で総力戦を仕掛けたが3対8での惜敗となった。準優勝という結果に終わったが、「夏につながる戦いだった」(森田監督)。準優勝・横浜創学館が、盤石の継投と日替わりヒーローの出現で夏の第1シードをつかみ取った。向上、平塚学園、相洋、慶應義塾に勝利した力は本物だ。







