選手の力量把握のため、「新チームとなって最初のオープン戦8試合ぐらいは、ベンチではなくずっとバックネット裏から見た」と佐相監督は明かす。そこで活用されたのが『Twitter』だった。スマホを片手に、試合中に気づいたことなどを「1試合60件ぐらい」次々とつぶやき、監督のアカウントをフォローする選手たちが各自で内容を確認す...
- ホーム
- 学校紹介 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 55
学校紹介の記事一覧
練馬は、「目配り」「気配り」「手配」の「三配」を課題として、野球選手としてだけではなく人間的な成長を目指す。自分の立場、環境を理解して、行動に移すことが求められている。 2019年10月号掲載...
板橋は2018年8月に新校舎が完成した。それまでは仮校舎で授業を受け、野球部は三角グラウンドで練習した。新校舎完成に伴い、三角グラウンドは閉鎖。いまは校舎の軒下(=写真)やテニスコートで練習に励む。今年度末には新校庭が完成予定、選手たちは土の上でボールを追う日が来るのを楽しみにしている。 2019年10月号掲載...
修徳は今年5月、チームスローガン「集中・徹底・不動心」の横断幕を外野ネットに掲げた。何事にも動じることなく、やるべきことを徹底する。そんな思いが込められている。荒井高志新監督のもと新たな船出となったチームは、この横断幕のもとでたくましく成長していく。 2019年10月号掲載...
山間部に位置する黒羽は、公共交通が少なく、広い地域から生徒が集まってくるため、2・3年生は原付バイクでの通学が許可制で認められている。現在は2・3年生の約半数が原付で通っている。原付バイクで通う後藤健太(3年)は「バイクだと親に迷惑がかからずに通学できる。いつも安全運転を心がけています」と話す。 2019年8月号掲載...
嬬恋野球部セカンドユニフォームの胸マークは、ご当地キャラクター「嬬キャベちゃん」だ。 ユニフォームに“ゆるキャラ”がいるのは珍しく、相手チームの関心も高いという。黒岩洸太(3年)は「嬬恋村はキャベツの生産量日本一。僕らが勝つことでキャベツのことを知ってもらえれば」と、嬬キャベちゃんに必勝を誓う。夏大会の応援団は、キャベ...
監督の声を選手たちに届ける「学生コーチ」だ。もともとはサイドスローの投手だったが高校1年冬に肘を壊して学生コーチに転向した。プレーに未練はあったが、チームへの貢献を考えて決断した。「一番の目標は、このチームで甲子園へ行くこと。そのために自分が一番貢献できる道を選んだ」(黄)。夏大会、黄は記録員としてベンチへ入る。気持ち...
春季大会4強の鎌倉学園は、第1シードで今夏の神奈川大会へ挑む。昨夏100回記念の南神奈川大会も第1シードで戦い、準優勝(=写真)。今年は、トーナメントの左上から神奈川の頂点を狙う。スタンドを埋める生徒、OBらの迫力の応援が、今夏の選手たちの大きな力となるはずだ。 2019年8月号掲載...
墨田工業は今春、20人の新入部員を迎えた。2年生が6人と少なく、「連合チーム」の不安もある中で春を迎えたが、多くの新入部員が加入した。 就任3年目の長谷啓史監督は「地域の中学校などの協力によってチームのベースができつつある。地域への感謝のためにも結果へつなげたい」と話す。 2019年8月号掲載...
青山の練習時間は、平日午後3時半から午後5時まで。文武両道を極めるため、場所と時間を考慮して、効率良く練習に取り組むことが伝統となっている。校庭はラグビー部などと共有のため、グラウンドが使えない日は学内でフィジカルトレーニングや、外苑や赤坂周辺などで走り込みを行なっている。 2019年8月号掲載...
左中間後方のスコアボードに書かれているのは「今日一日のこと安田学園」の文字。安田学園の創設者・安田善次郎氏が心がけていた言葉の一つだ。2013年の甲子園出場の頃から掲示している。森泉監督は「打算的に先のことを考えず、今を一生懸命やりなさいという意味で捉えています」と言う。その教えは野球部内で日々、共有されている。 20...
近年は東東京大会や都大会でベスト8までなかなか到達することができていないが、チーム力が低いわけではない。今春の都大会ではベスト16へ進出し、8強入りをかけて国学院久我山と対戦、シーソーゲームの末に4対6で惜しくも敗れた。昨秋の都大会は初戦で帝京に敗れた。最近の大会では、私学強豪と呼ばれるチームに行く手を阻まれてしまって...