コロナ禍に翻弄されたチーム滑り出し 個の力を磨き視界良好、悲願の初甲子園へ プロ選手を輩出している実力校・駿河総合。昨秋はコロナ禍で出場辞退を経験した。実戦練習ができない中、個々の力を伸ばすことに重点を置いてきたが、ここへきてその成果が現れてきている。(取材・栗山司) ■見えない敵に苦しんだ秋 2013年に静岡市...
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- 神奈川/静岡版 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 34
神奈川/静岡版の記事一覧
昨秋の悔しさを原動力に成長したチーム 春は無念の出場辞退で夏に全てをかける 昨春の東海大会を制し、続く昨夏は県ベスト4と、伝統名門校としての矜持を示した掛川西。それに続きたい現チームだが、秋は惜敗、春には出場辞退と悔しい状況が続いている。(取材・栗山司) ■昨秋は無念のサヨナラ負け 高々とそびえ立つ掛川城をバック...
今春県大会、学校初のベスト4 最高の仲間と共に挑む「最後の夏」 藤沢清流が今春県大会でベスト4へ進出、夏の第1シードとなった。野球を本気で楽しむ選手たちは、夏ベスト4以上、そして初の甲子園を目指す。 ■新たな歴史の始まり 今春、神奈川に大旋風が起こった。県立・藤沢清流が春のトーナメントを駆け上がったのだ。初戦から...
ジャイアントキリング、そして甲子園へ 公立旋風を起こすのは自分たちだ 県下屈指の進学校・川和は、昨夏の神奈川大会4回戦で東海大相模を追い詰めるなど力を示した。昨夏を経験した主力が残る今年のチームは、ダークホースになる可能性を秘めている。 ■昨夏・秋は強豪相手に惜敗 昨夏の4回戦が記憶に新しい。昨年の選抜優勝校・東...
昨年度に創立100周年の伝統進学校 3年ぶりの校内強化合宿で「ド根性」注入 1949年夏に甲子園初出場で全国優勝を成し遂げた湘南。全国屈指の進学校は今年6月、3年ぶりに2泊3日の校内強化合宿を復活させた。根性を培った選手たちは、この経験を糧に夏へ向かう。 ■24時間野球漬けの強化合宿 湘南は夏開幕直前の6月上旬、...
今春の神奈川県大会でベスト4進出 春夏16度の甲子園出場の名門 「Y校」の愛称で知られる伝統校・横浜商今春の神奈川県大会でベスト4へ進出した。夏へ士気高まるチームは1990年夏、1997年春以来の甲子園を目指す。 ■横浜スタジアムの大舞台 1983年に春夏連続で甲子園準優勝を果たすなど春・夏計16度の甲子園出場の...
チームポテンシャルは神奈川屈指 ダークホースから本命へ、覚悟の挑戦 春夏通算4度の甲子園出場を持つ日大藤沢。個性派プレーヤーが集結するチームは、今年も注目選手が揃う。選手が持てる力をすべて発揮すれば、再び甲子園が見えてくる。 ■飛躍のムードがみなぎるチーム グラウンドには、飛躍のムードがみなぎっている。日大藤沢が...
慶應義塾・森林貴彦監督 選手たちの躍動に期待 「今年のチームは一人ひとりの理解力が高く、意見を持っている選手たちが集まっています。中学時代に実績を残した選手も多く、その経験も夏に活きてくるはずです。今年はスタンドでの応援が復活する予定と聞いていますが、慶應の応援を背に、選手たちが躍動してくれることを信じています」 【...
Pick up 村山颯太(3年=三塁手)俊足巧打のリードオフマン、高い出塁率で攻撃を牽引 クリーンアップ 田上優弥(2年=遊撃手)1年生からレギュラーとしてプレーする大型遊撃手 柴悠貴(3年=一塁手)勝負強い打撃で打点を稼ぐ中距離ヒッター 樋口駿之介(3年=左翼手)パワフルなスイングで迫力の打球を飛ばす強打者 プロ注目...
夏ノーシード、最強のチャレンジャー 2018年夏以来の甲子園へ 春夏通算甲子園出場計27回を誇る伝統校・慶應義塾。未知なるポテンシャルを秘める今季のチームは、2018年夏以来の甲子園を目指す。 ■夏に向けて周知結集 慶應義塾が夏に向けて力を蓄えている。昨夏の神奈川大会は初戦でいきなり桐蔭と対戦して5対4で勝利。進...
12年ぶり4度目の春制覇 2012年夏以来の夏甲子園へ 春季関東高校野球大会神奈川県大会決勝で、桐光学園が桐蔭学園を6対2で下して12年ぶり4度目の優勝を果たした。桐光学園は春関東大会を経て、夏甲子園を目指していく。(撮影・飯竹友彦) ■春夏通算5度の名門 激戦の春季神奈川県大会を制したのは、桐光学園だった。春夏...
春季静岡県大会準優勝で東海大会へ 「一体感」と「ひたむきさ」が武器 静岡が春季東海高校野球大会静岡県大会で準優勝となった。決勝では浜松開誠館に敗れたが終盤に粘りをみせた。チームは一体感を武器に、2年連続夏甲子園を狙う。(取材・栗山司) ■冬の練習の成果を発揮 終盤の見事な粘りだった。決勝戦は序盤に5点を失う苦しい...