川根は3年生と2年生合わせて11人が宿泊施設の「よすが苑」で生活。さらに1年生も入寮した。1人一部屋が割り当てられ、Wi-Fiも完備されている。川根本町からの補助金により、寮費は朝夕食付、光熱水費込で1カ月3万から4万程度(平成30年度実績)と格安。選手からは「毎日の寮の食事が美味しい」という声が聞こえる。2020年7...
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- 神奈川/静岡版 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 70
神奈川/静岡版の記事一覧
自然に恵まれた環境で成長する選手たち。 地域への感謝伝える「特別な夏」 「川根留学制度」によって広いエリアから選手が集う川根。 大自然のグラウンドで選手たちはたくましく、成長している。 この夏は、地域への感謝を伝える時だ。 2020年7月号掲載 (取材・栗山司) ■ 「留学制度」で学校に活気が戻る JR金谷駅から大井川...
静岡東のエースを務めるのが左腕・佐藤春音だ。 持ち味はコントロールの良さ。右打者の内角に臆することなく、クロスファイヤーを投げ込む。 去年の秋は大きな悔しさを味わった。 県大会出場をかけた清水西戦。 初回は無失点に抑えたものの、2回以降は失点を重ねて途中でマウンドを降りた。 「緊張もあって、持ち味のコントロールがよくあ...
静岡東・戸塚哲弥監督 「実践感覚を養ってきた」 「昨年の秋は、夏からのメンバーが総入れ替えとなった中で、よく戦ってくれた。 ただ、最後に勝ち切ることができず、県大会に進むことができなかった。 もう一つ上に行くために、冬はトレーニングと並行して、積極的にボールを使いながらノックやバッティングも行ってきた。 例年よりも実戦...
グラウンドの一塁側に今年、歴代野球部員の名前が掲げられた掲示板が建てられた。2月8日には野球部のOBや関係者が集まり、除幕式が行われた。54期生までのネームプレートが入り、平島樹主将は「自分たちも頑張らなければいけない」と気を引き締めたという。選手たちはOBの思いを背負いながら、新たな歴史を作ることを誓う。2020年7...
文武両道を貫く県トップクラスの進学校。 仲間とともに「最後までやり切る」 昨年秋の中部大会敗者復活戦で常葉大橘を撃破した文武両道の進学校・静岡東。 甲子園の夢は叶わぬものとなったが代替大会ベスト8以上を目標に「最後までやり切る」覚悟だ。 2020年7月号掲載 (取材・栗山司) ■ 文武両道の進学校 近年は国公立大への進...
平塚江南にはチームを引っ張るキャプテンと、部室の管理など学校関係の仕事を行う部長が存在する。 部長の高橋宥大(3年=写真右)は、真面目な性格でナインの信頼も厚い。 エースの村松拓馬(3年=写真中央)はスライダーが武器の左腕。 「この冬は右打者へのインコースのストレートを磨いた。マウンドであの投手は怖いなと思われるぐらい...
平塚江南・鈴木健太監督 「野球という競技を通して、人間的に成長してもらいたい。 足りない点ももちろんあるが、部活がそれを克服できる時間になればいい。 常に言っていることは、出会った仲間を大切にしなさいということ。 キツい練習を一緒に頑張った仲間とは5年後、10年後でも付き合いは続くもの。 もうひとつチームに根付いている...
平塚江南は、ここぞのタイミングで「全員ノック」を実行する。チーム全員が内野の守備位置に付き、ノッカーから放たれる打球をひたすら処理する。鈴木健太監督は「声を出せないチームだったので、みんなで声を出して励まし合おうというところから始めた練習」と説明する。「日常的なメニューではなく大事だと思う時にやる。最後の練習も全員ノッ...
市ケ尾・菅澤悠監督 「技術がなく団結力で勝負した秋、信じられないレベルで野球がうまくなった冬、我慢した春、そして真価が問われる夏。 本当に野球がうまくなった。しかし成長したのは野球だけではない。 これまでの学びすべてを駆使して新型コロナすら成長の糧にしよう! そして最後にどのチームにも負けない笑顔で野球を楽しもう! L...
難病を患った仲間のために。 夏に大きな花を「咲」かせる 好投手を擁して2016年にベスト16進出を果たすなど、近年は平塚の公立校として健闘が目立つ平塚江南。 新チームが始動したばかりの昨秋、ナインに衝撃が走った。 2020年7月号掲載 (取材・大久保泰伸) ■ 予期せぬ病の発覚 秋大会直前の8月だった。 キャプテンとし...
市ケ尾は、練習中にそれぞれが「全力疾走」を心掛ける。練習メニューの合間の移動を始め、雑用でも選手たちは気合を入れて、全力で突っ走る。全員の全力疾走が、己の心身を鍛え、勝利へつながっていく。2020年7月号掲載...