試合形式で行われる打撃練習。投手と打者は常に真剣勝負。試合さながらの緊張感で行われる。「勝負勘を身につけさせたい」と志田監督。実戦形式の中で走塁、守備のレベルアップにもつなげている。 2019年10月号掲載...
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- 神奈川/静岡版 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 78
神奈川/静岡版の記事一覧
部室のロッカーには、選手ごとの毎月の目標が貼られている。内容は「フォームを固める」、「堅実な守備」など様々。杉山監督のアイディアで3年ほど前から行っているという。毎日、手書きの目標を見ることでモチベーションの向上につなげている。 2019年10月号掲載...
野球部員はお昼休みに食堂で一緒に弁当を食べて、そのあとに「食堂ミーティング」を実施している。試合や練習について話し合いながら、自分たちの現在地を確認していく。エース岡滉樹(2年)は「みんなの考えを聞くことでお互いが理解できるし一体感が生まれる」と話す。桜丘のアイデアは、食堂から生まれる。 2019年10月号掲載...
藤沢西は、兄・阿部航希(2年=捕手)と、弟・阿部洋希(2年=投手)の双子のバッテリーがいる。ふたりは自分たちが一番成長できる場として藤沢西を選んだ。兄・航希は高校からキャッチャーになり、弟・洋希のボールを受けている。ふたりは以心伝心のプレーでチームを躍進させるべく努力を続ける。 2019年10月号掲載...
選手の力量把握のため、「新チームとなって最初のオープン戦8試合ぐらいは、ベンチではなくずっとバックネット裏から見た」と佐相監督は明かす。そこで活用されたのが『Twitter』だった。スマホを片手に、試合中に気づいたことなどを「1試合60件ぐらい」次々とつぶやき、監督のアカウントをフォローする選手たちが各自で内容を確認す...
沼津商ではダイヤモンドを使い、2人一組でノックを受ける。一塁ベース付近から前後に並んだ2人が同時に三塁方向に走り出す。ノックの打球は2球来るので、1人1球を捕る。「兄と弟が力を合わせるイメージ」とのことから大久保監督が「兄弟ノック」とネーミング。 チームの雰囲気が明るくなると同時に、仲間意識が強くなる練習だ。 2019...
「バントの神様」が臨時コーチに。「まさか、あの川相さんが本当に来るとは思っていませんでした」。巨人ファンの鈴木貫太主将(3年=外野手)は、その話を聞いた瞬間、耳を疑ったという。まずはウオーミングアップのあと、キャッチボールからスタート。川相氏がスローイングで気になった選手に対し、声をかけていく。その後、バント練習では実...
横須賀大津は、練習によってバットを使い分ける。バッティングピッチャーのボールを打つ練習では、しっかり振れる力をつけるために1、2センチ長いバットを使う。ティー打撃では、試合用より10グラム程度、重量のあるバットで振り込む。ロングティーではノックバットのような形状の細いバットを使用。他にも物干し竿のような長い棒を使っての...
監督の声を選手たちに届ける「学生コーチ」だ。もともとはサイドスローの投手だったが高校1年冬に肘を壊して学生コーチに転向した。プレーに未練はあったが、チームへの貢献を考えて決断した。「一番の目標は、このチームで甲子園へ行くこと。そのために自分が一番貢献できる道を選んだ」(黄)。夏大会、黄は記録員としてベンチへ入る。気持ち...
春季大会4強の鎌倉学園は、第1シードで今夏の神奈川大会へ挑む。昨夏100回記念の南神奈川大会も第1シードで戦い、準優勝(=写真)。今年は、トーナメントの左上から神奈川の頂点を狙う。スタンドを埋める生徒、OBらの迫力の応援が、今夏の選手たちの大きな力となるはずだ。 2019年8月号掲載...
試合中、小笠のベンチを見ると、選手たちがノートを広げ、何やらメモっている。この4月より、榑松部長の提案で気になったことを記入し、意識を高めている。川村主将のノートを拝見すると、面白そうなページに目が留まった。イニングごとに○△×の記号が入っている(写真参照)。「試合に出ていない時に、外から見て、チームの流れが良かったの...
弥栄のスローガンは「志進考動」。「志を成就するには、考えて行動することが求められる」という意味だ。選手たちは、グラウンド脇に掲げられた言葉を毎日見ながら練習に励む。このスローガンを遂行した先に、甲子園がある。 2019年7月号掲載...