宇都宮商の課題は、“回収率アップ”だ。ランナーを出すものの、チャンスで一本が出ずに残塁となるケースが多いという。練習から、一球一打の重要性を意識してバッティング練習に励む。チャンスを生かし一気にたたみ掛けることで、栃木の頂点へ駆け上がる。 2018年10月号掲載...
- ホーム
- 群馬/栃木版 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 58
群馬/栃木版の記事一覧
青藍泰斗は今春の関東大会後に、キャプテンを落合孝稀(3年)に変更した。落合はマネージャーをしながら記録員を務める“裏方”。チームの一体感を求める宇賀神修監督が抜擢した形となった。落合新主将は「突然だったので最初は驚いたが、チームのためにやるしかない。監督と選手の橋渡し役になって、夏へ向かいたい」と話す。新主将の献身性が...
18年ぶりの選抜出場を果たした国学院栃木には今春、35人の一年生が加入した。栃木県屈指の好投手・神山陽登(国分寺中)をはじめ県内外から野球小僧たちが集結した。中でも注目は、シャピロマシュー一郎(東京・オールドリームス=写真左)、関直幸(兵庫・神戸大原中)の身長184センチ大型右腕コンビ。柄目直人監督は「全国制覇を狙える...
健大高崎は戦術スローガン「機動破壊」が知られているが、チームの原点となる部訓は、孟子の「不如人和」。 健大野球部創立当初、斎藤章児氏(農大二元監督)からこの言葉を授かった青柳監督が、部訓として掲げた。「天時不如地利 地利不如人和」からの言葉で、「天の時があっても地の利がなければ勝てない、また地の利があっても人の和がなけ...
前橋育英は、全国制覇を果たした2013年夏以来、大会直前に全選手が頭を「丸刈り」にする伝統が引き継がれている。 強制ではなく、選手たちが楽しみながら自主的に取り組んでいる。 北原翔主将は「大会直前になると『よし、やろう』という声が上がって、翌日にはみんなが丸坊主になっています」と笑顔をみせる。 丸坊主作戦スタート以来、...
宇都宮白楊野球部には、自己成長を促すための二冊のノートがある。毎日の練習の感想などを記す「野球ノート」と、スケジュールの確認とチェックを行う「目標達成ノート」だ。中田健太主将は「計画を立てることでムダな時間がなくなっている」と話す。二冊のノートを駆使するチームは過去最高ベスト4超えを目指す。 2018年5月号掲載...
文星芸大附はこの冬、地獄の打撃練習とフィジカルトレ―ニングをこなしてきた。栃木屈指のスラッガー葭葉幸二郎(3年=内野手)は「どのチームにも負けないくらいバットを振ってきた。その成果を夏にぶつける」と話す。今夏、清原球場が、文星劇場になるかもしれない。 2018年5月号掲載...
館林の練習場の隣には防風林として植えられた「松林」がある。 選手たちは毎日、松林を掃除したあと、松林を走ったり、松林内のブルペンを利用したりしてトレーニングを積む。松林は、館高野球部には欠かせない場所となっている。 2018年5月号掲載...
前橋商は、部員全員の目標を練習場入口に掲示した。一昨年までは、ベンチ裏に掲示していたが、今年は目標開示とした。住吉監督は「毎日、目標を見ることで意識が変わる。目標は掲げるだけではなく継続して実行することに意味がある」と意識改革を促す。 2018年5月号掲載...
「石橋は、野球も勉強も全力で取り組むことがステータス。文武両道で甲子園を目指すことに意味がある。去年のチームは秋に準優勝、春4強、夏ベスト8、になることができた。今年のチームは秋、春ともにベスト16で、決して悪くない成績だが、物足りなさも残る。 夏に向けて、もう一度、チームをリセットして、上を目指していく」 2018...
高崎北は今春から「タイヤ割り」を練習に組み込んでいる。高低差のある2種類のタイヤセットを準備、ヘッドを立てる意識を徹底するとともに、外角低めを叩く技術の習得を目指す。始めて約2週間だが、効果抜群。選手たちはタイヤ割りで、打撃力アップを図る。 2018年6月号掲載...
強豪を倒すためには何が必要なのか。この冬のチームミーティングでは、作新学院や国学院栃木の映像をみんなで確認。勝つための方法を話し合った。そして選手たちは自分たちのチームスローガンを「堅~『オモイ』は『カタク』~」に設定。堅守、堅い意志など、自分たちの長所を前面に出した戦いでベスト8の壁に挑む。髙橋隆輝主将(2年=内野手...