多くの地元選手が集まり「藤岡から甲子園へ」を合言葉に進撃をみせたチームは2018年、群馬県高校野球界に新たな風を吹き込んだ。このチームには、先輩たちが作ってきたものを引き継いでいく責務がある。馬淵主将は「核になる選手はいないが、一人ひとりが役割を果たすことでチームが変わっていける。全員野球で先輩たちを超えたい」と自覚す...
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- 群馬/栃木版 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 59
群馬/栃木版の記事一覧
健大高崎のキャッチボールは、素手キャッチ、股下スロー、バックハンド、グラブトス、連係プレーなど多くのアクションが組み込まれている。すべてが実戦向きのプレーで、選手たちは一つひとつに集中していく。健大高崎に無駄なメニューなし。強豪は、こうして作られていく。 2019年2月号掲載...
1983年夏に甲子園出場した伝統を持つ太田工。バックネット裏には、甲子園の記念碑が建てられて、生徒たちを見守っている。松本倖毅主将は「伝統に恥じない行動をしなければいけない」と話す。太田工は、甲子園の誇りを胸にプレーする。 2018年12月号掲載...
いまの選手たちは「初」を次々と成し遂げている。中毛リーグ初優勝、初ベスト4など、「初」を経験することで成長を遂げている。 チームの最大の目標は「渋川から甲子園」。目の前の目標をクリアした先に、「初」の甲子園が見えてくる。 2018年12月号掲載...
打撃力アップを目指す宇都宮工はこの秋から、スイングをしながらグラウンドを一周する「スイングラン」をスタートした。全力で素振りをしながら一歩一歩グラウンドを巡る過酷なトレーニングに選手は悲鳴をあげる。1周でスイング数は約500回。選手たちは、甲子園を狙って、黙々とバットを振り続ける。 2018年12月号掲載...
足利工大附の校名で親しまれたチームだが、「足利工大」が今春に「足利大」となったことで「足利大附」となった。それに伴い、伝統のユニフォームも「足利大」に生まれ変わった。「足利工大附」の文字は白ふちだったが、「足利大附」は金ふちとなった。選手たちは、新たなユニフォームに伝統を刻む。 2018年11月号掲載...
「GAP」とは、(Good Agricultural Practice農業生産工程管理)の略。相澤興平主将、吉澤勇作、萩原侑己の3人は植物科学科果樹コースで、GAP認証の準備を行っている。農業と野球は、日々の積み重ねが大切。GAPトリオは、農業と野球に全力投球している。 2018年11月号掲載...
指揮官が求めるのは、「結束力」だ。野球は個人能力の争いではなく、チームの総合力の勝負。ならば、選手たちが互いのプレーや考えを理解しなければいけない。西目監督は「練習をするということは、『言葉』『考え』『時間』を共有すること。それらがつながることでチームになっていく。引退した3年生たちはどんなときも一緒に行動して意識を共...
伊勢崎清明は、新チーム発足時に齊藤宏之監督が主将を指名する。齊藤監督は「野球の能力だけではなく学校生活の部分も考慮して、“清明らしい”キャプテンを選んでいる」と話す。 新チーム主将に選ばれた小倉翔伍(2年=内野手)は、夏の応援団長からの格上げとなった。小倉主将は「声を張り上げて、チームを盛り上げていきたい」と役割を自覚...
茂木では、地域のお米を使った「食トレ」を実践。保護者会や社協など地域の善意によって寄附してもらったお米で体作りに励んでいる。マネージャーが休み時間に20合の米を炊き、部員がてんこもりのどんぶりメシを食べる。マネージャーの渡邉夢豊さん(2年)は「選手たちに強くなってほしいと思って、ご飯を炊いています。1勝につながってほし...
宇都宮商の課題は、“回収率アップ”だ。ランナーを出すものの、チャンスで一本が出ずに残塁となるケースが多いという。練習から、一球一打の重要性を意識してバッティング練習に励む。チャンスを生かし一気にたたみ掛けることで、栃木の頂点へ駆け上がる。 2018年10月号掲載...
青藍泰斗は今春の関東大会後に、キャプテンを落合孝稀(3年)に変更した。落合はマネージャーをしながら記録員を務める“裏方”。チームの一体感を求める宇賀神修監督が抜擢した形となった。落合新主将は「突然だったので最初は驚いたが、チームのためにやるしかない。監督と選手の橋渡し役になって、夏へ向かいたい」と話す。新主将の献身性が...