2年生ながら夏ベスト8進出の原動力となった右のエース。 最速132キロのストレートは、球速以上の威力があり、スライダーも鋭い。 2019年夏の3回戦・国学院栃木戦は、7被安打3失点完投で、チームを勝利に導いた。 文武両道を貫くために石橋へ入学、1年生のときは体づくりに専念し、2年生春から本格的に稼働。 春以降に急成長...
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- 2019年10月号 | 月刊高校野球CHARGE!
2019年10月号の記事一覧
新チームのエースナンバーを背負うのが梅原小太朗だ。 最速は125キロながら、カーブとの緩急で勝負する。 秋の大会は初戦で清水東と対戦。 「自分の体力のなさを感じた」と終盤に球威が落ち、サヨナラ負けを喫した。 続く敗者復活戦も完投したが、8失点でコールド負け。 「初回からストライクが入らなくて苦しみ、修正することができ...
新チームの攻撃の中心となるのが、3番・温品直翔(2年)と4番・白井助(1年)の2人だ。 165センチ、62キロ、左打ちの温品は、今夏の県大会でも「3番・セカンド」として出場し、ランニングホームラン1本を含む大会4本塁打をマーク。 新チームでは主将も務め、「打ち勝つ野球で神奈川を制したい」と燃える。 一方の白井は、178...
今夏、主将としてチームを牽引した掛井。 その強肩で何度も相手の攻撃を封じた。ハイライトは準々決勝の常葉大菊川戦。 足を絡めた攻撃が得意な相手に対し、3度盗塁を防止した。 さらに4回の2死満塁の場面では二塁走者を牽制で刺し、チームを救った。 中学時代は内野手としてプレー。 高校入学後、コーチの勧めで捕手に転向した。 「...
新チームキャプテンを決める選手間投票で2年生16人の投票で満票を集めた絶対的存在。 練習前後には円陣で、選手たちに熱く語りかけ、チームにスイッチを入れている。 泉田浩道監督は「監督の立場からみても頼もしい存在」と信頼を寄せる。 内田主将は「自分たちで考えながらやっていくことで学ぶことは多い。 桜丘の野球を追求したい」...
伸びのあるストレートと、多彩な変化球を武器にエースの称号を手にした。 中学時代は2番手投手で、背番号は10や13。 藤沢西で先輩たちの背中をみながら努力を続けると能力を伸ばした。 新チームでは背番号1を託されて、エースとしてマウンドへ上がる。 「これまでは1をつけたことがないので大きな責任を感じる。 自分のピッチングで...
「私から選手に対して一方通行ではなく、常にコミュニケーションを取りながら物事を進めたい。 秋から冬のテーマはまず体を大きくすること。 そのために、今はトレーニングにも力を注いでいる。 また、人間的に成長することも大事だと考えている。 自分に今何が足りなくて、チームに何が必要とされているのか。 技術とともに考える力も...
浜松工・杉山正美監督 「来年こそ甲子園へ」 「夏の大会は選手たちが良くやってくれた。 春に結果が出たことで、個々の意識が高まり、それが夏につながったと感じている。 一方で、もっとできたのではないか、甲子園に行けたのではないかという悔しさもある。 秋は地区大会敗退という結果に終わってしまったが、能力的には前チームよりも上...
部員内の投票で新主将に就任したのが、平岩監督が「きちっとしている。 気が利く」と評する早川遼河(2年)だ。 引退した3年生たちからは「自分たちよりも力があるからやれるはず!」との言葉で背中を押された。 新チームの特長は、力強い打撃。 「チームにやる気がみなぎっているし、練習の雰囲気もいい。 先輩たちを越えてやろうと意識...
豊多摩・平岩了監督 「人間的な成長が勝利につながる」 「僕自身、昔と比べると随分と変わったと思います。 こちらが要求することを生徒たちができなくても、できるまで待てるようになった。 以前は“勝つ”というものを第一に考えて、勝利を目指す過程でこそ成長できると思っていましたが、今は人間的に成長できれば勝てるようになると思え...
「城東に勝ったことは忘れることはできない。 ただ、4回戦で高島に負けてしまい準々決勝に行けなかったので、後輩たちには自分たちが行けなかった5回戦まで勝ち上がってほしい。 来年3月にグラウンドが完成するが、環境が良くなったからといって自然に勝てるわけではない。 板橋野球の原点を忘れずに一体となって努力してほしいと思う」...
「多摩川グラウンド周辺の景色は近年まったく変わってしまったが、選手たちの野球に対する気持ちは変わっていない。 野球は個人競技ではなくチームスポーツ。 個人として成長した上で、仲間を思いやる気持ちや自己犠牲が大切になってくる。 技術はアテにならないことはあるが、人としての成長は結果を裏切らない。 3年間の高校野球...