西東京のダークホース。 若い力が台頭、ブレイクの予感 今夏の西東京で5回戦進出を果たした明星。 新チームは1年生をゲームキャプテンに抜擢するなど若い力を最大限に生かして、新たな扉を切り拓く。 強豪ひしめく都内で、安定した成績を残す実力校だ。 2016年夏は西東京5回戦進出、2017年秋はベスト8進出、そして今夏も3回...
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- 2019年11月号 | 月刊高校野球CHARGE! - Part 2
2019年11月号の記事一覧
元プロ・芦沢真矢監督就任5年目。「人間力」をベースに着々進化 今夏の西東京大会3回戦で佼成学園を下すなどチーム力を伸ばす啓明学園。 元プロ野球選手・芦沢真矢監督の就任から5年が経過、チームは「人間力」をベースに進化を遂げている。 (取材・伊藤寿学) ■ 一瞬一瞬の積み重ねが大切 啓明学園のチームスローガンは「一瞬懸命」...
今夏の東東京ベスト16。 夏の悔しさを知る選手たちが頂点を目指す 今夏の東東京大会でベスト16入りを果たした大森学園。 夏の主力が多く残った新チームは学校の歴史をアップデートする可能性を秘めている。 (取材・武山智史) ■ 今夏はベスト8まで「あと一球」 「今までのチームの中では、一番強いと思います」。 和泉隆監督は新...
10年ぶりの甲子園から「伝統」を再び 昨秋の都大会を制し、今春に10年ぶりの甲子園出場を果たした国士舘。 自信と悔しさを手にした新チームが再び聖地を目指す。 (取材・三和直樹) ■ 秋の優勝と夏の初戦敗退 強さを再び取り戻した。 1991年、93年と 選抜大会4強という実績を誇る「春の国士」。 200...
春夏通算26度甲子園出場の名門。 2011年以来の甲子園へ、戦力充実 春夏通算26度の甲子園出場、そして計3度の全国制覇を誇る名門・帝京。 夏の主力が多く残ったチームは、2011年夏以来の甲子園出場を狙う。 ■ 夏の主力が残ったタレント集団 復活の瞬間は近づいている。 今夏の東東京大会は準々決勝で日大豊山に0対1の僅差...
東海大会への最後の切符を手にしたのは3位決定戦を制した静岡商だった。 エースの髙田琢登(2年)は最速148キロを誇る本格派左腕。 準決勝では一発に泣いて逆転負けを喫するも、3位決定戦は粘りの投球を展開した。 序盤こそストレートが走らず2回までに2点を許すも、味方打線が援護すると、「流れが来たと思った」とギアを上げた。 ...
藤枝明誠・光岡孝監督 「つなぎの野球」で初優勝 「今年のチームは例年よりも打撃力が高い。 ただ、中部地区大会ではそれ故に本来の明誠らしい野球が失われていた。 中部地区大会で負けたあとの県大会までの期間は、とにかくバントと守備という原点に戻って練習をこなした。 そうすることで、つなぎの野球ができるようになり、得点力も自ず...
橘学苑の秋進撃を支えたのは、龍崎裕哉(2年)と國分陸人(2年)のダブルエースだ。 背番号1を背負うサイド右腕の龍崎は内角をえぐるストレートと外角のスライダーを駆使する強気なピッチングが特長。 背番号10の国分は多彩な変化球で相手を打ち取る技巧派右腕。 チームはタイプの違う投手を使い分けて勝ち進んだ。 龍崎は「秋にベスト...
桐生市商・高橋正志監督 「球都・桐生のプライド」 「桐生生まれの桐生育ち。 球都・桐生という地域と、桐生の野球に強いこだわりを持っています。 桐生第一コーチ時代、全国制覇を経験させてもらったことも大きな財産です。 いま桐生市商で指導させてもらっていることに感謝しながら、桐生のプライドを忘れずに指導していきたいと思ってい...
前橋東・小暮直哉監督 「前橋東の野球を確立したい」 「秋季大会は私自身も選手たちも本気で関東大会、選抜出場を狙っていたので(負けたあとは)立ち直れなかった。 ただ、大切なのはここからどうするか。 秋の敗戦をもとに選手とともに成長してきたい。 この冬は体作りと野球IQを高めることで、自分たちの野球を確立させていきたい」 ...
2018年度まで宇都宮短大附のエースとして活躍した福田翔(現独協大1年)の弟。 兄の背中を追って門を叩いた。 身長180センチ体重80キロの大型三塁手で、豪快な打撃、ダイナミックな走塁、強肩が特長。 走攻守3拍子揃った県内屈指のタレントだ。 新チームでは、1番打者として打線の起爆剤の役割を担う。 「初球からどんどん振っ...
宇都宮短大附・増田清監督 「グラウンド、道具の大切さをもう一度確認」 「球場が完成して3年目となるが、それまでの先輩が、専用グラウンドがない中でコツコツと努力して野球部の歴史を作ってきたことを今の選手たちは忘れてはいけない。 恵まれた環境で練習ができることが“当たり前”になってはいけない。 チームの土台ができてきたから...