指揮を執る山崎監督は、宇都宮南出身。現役時代は公立が私立を倒す高校野球の魅力を知った。野球の面白さを伝えるために、大学卒業後に教員の道へ。2005年に足尾(2007年閉校)から今市工へ赴任。足尾時代は、連合チームで大会に参加、8年間を過ごした。そして今市工で本格的なチームづくりに取り掛かった。2009年春には青藍泰斗、...
- ホーム
- 2019年2月号 | 月刊高校野球CHARGE!
2019年2月号の記事一覧
2018年秋は2回戦で文星芸大附に痛恨の逆転負け。勝負の難しさを知った。再起を誓うチームは1年生大会で準優勝を収めるなど、春、夏へ向けて全体の士気は高まっている。宇賀神新監督は「野球は『1点の攻防』で流れが変わる。1点をどう奪って、1点をどう守るか。その部分を追求しながら、打力と機動力を絡めた野球をみせていきたいと思い...
多くの地元選手が集まり「藤岡から甲子園へ」を合言葉に進撃をみせたチームは2018年、群馬県高校野球界に新たな風を吹き込んだ。このチームには、先輩たちが作ってきたものを引き継いでいく責務がある。馬淵主将は「核になる選手はいないが、一人ひとりが役割を果たすことでチームが変わっていける。全員野球で先輩たちを超えたい」と自覚す...
健大高崎のキャッチボールは、素手キャッチ、股下スロー、バックハンド、グラブトス、連係プレーなど多くのアクションが組み込まれている。すべてが実戦向きのプレーで、選手たちは一つひとつに集中していく。健大高崎に無駄なメニューなし。強豪は、こうして作られていく。 2019年2月号掲載...
冬場は、学校から自転車で15分の通称「タンク山」に向かう。 まずは3人一組となり、台車に2人を乗せて坂道を駆け上がる。さらに15キロほどのウオーターバッグを持ち、約100段ある階段を登っていく。尻周りや太腿が強くなるのはもちろん、体幹も鍛えられる。そんな苦しい練習の中でも、選手たちは決して笑顔を忘れない。 2019年2...
「ウチは本格的な機器がないから、あるものを利用する」という船川監督。代表的なトレーニングは、約6mの鉄パイプを2本持ち上げるもの。筋肉量がアップするだけでなく、バランス感覚も養うことができる。短めの鉄パイプでは素振りも。その効果で全員のスイングが速くなっている。また、石柱を持って握力を鍛えるなど、工夫を凝らしたトレーニ...
荏田の1・2年生選手は計15人。少数精鋭のため、メニューも限られるが、創意工夫しながら練習に励む。 梶矢真弘監督は「選手たちの意見も聞きながら、勝つためにはどうするかを追求している」と話す。選手のレベルに合わせた質の高い練習が、チーム強化につながっている。 2019年2月号掲載...
三富監督が重視するのがマンネリ打破の多様な練習メニュー。ティー打撃も、ボールを投げる位置を変えるなど工夫を凝らす。 冬場のランメニューも、長距離だけでなく短距離ダッシュを組み込むなど多種多様だ。三富監督は「それぞれが工夫しながら練習に取り組んでほしい」と選手を見守る。 2019年2月号掲載...
冬場に力を入れているのが走り込み。宇野監督が、高校時代に行っていたメニュー「42.195キロリレー」を取り入れた。3つのチームに分けて、200メートルトラックをリレーしながら42.195キロを走る過酷なメニュー。宇野監督は「キツい時に他のチームメイトにどんな声掛けができるか、そこが大事。『頑張ろう』という声が出てくるの...
日大櫻丘はスローガン「一蓮拓勝」の横断幕を移動式簡易ネットに掲げている。曜日によって使用可能なスペースが変わるため、「スローガン」も一緒に移動することができる。どんなときもこのスローガンが、選手たちを見守っている。 2019年2月号掲載...
「身長-100kg」を目標にした食事トレーニング。これまでも補食の時間を設け身体作りに取り組んでいたが、それに加えて昨年12月から昼食用弁当として、2リットルのタッパーに白飯(おかずは別)を詰め込み、練習前までに完食していった。開始1カ月で平均1.5kgの体重アップに成功した。「体重が増えれば、スイングもボールも確実に...
ボール内部にセンサーが搭載された『テクニカルピッチ』。アプリと連動して投げたボールの球種、球速、回転数、回転軸を計測、投球を数値化、グラフィック化できる。1球3万円と高価なために、現在は1球のみ。「一度、他のボールと混ぜちゃって、見つけるのが大変でした(笑)」と大騒ぎしたこともあったが、投手力アップにひと役買っている。...